祇園祭は、、、説明するのにややこしい  その2 | petit espace <DCVS.227>

祇園祭は、、、説明するのにややこしい  その2

祇園祭で疫病退散を願うには、八坂神社に祀られているスサノオノミコト(和魂=にぎみたま)と綾戸国仲神社に祀られているゴズテンノウ(荒魂=あらみたま)の二人の神様を一つにしなければなりません。

 

17日・神幸祭に、綾戸国仲神社の氏子から選ばれた子供がゴズテンノウの御神体(木で彫られた馬の頭)を胸に着け、白馬に乗って八坂神社まで来られ、

 

 

スサノオノミコトの神輿の先を進み氏子町内を廻り、

 

四条御旅所まで行かれます。

ここでスサノオノミコト(神輿)は 24日までお泊りになります。

 

白馬の駒形稚児は神輿の到着を待つことなく、サッサとそのまま錦天満宮(約100m北)へ。

 

錦天満宮で御神体を外しお祀りされます。

 

 

久世稚児は、二人選ばれます。

共に小学生ですが、年下の子が神幸祭(神様が氏子町内においでになる)、年上の子が還幸祭(神様が八坂神社にお帰りになる)の稚児のお役目を果たします。

前者に比べて後者は道のりが長いからです。

暑い盛りですから、馬上のお稚児さんの負担を考えてその様にされているそうです。どちらも長いのですが。

ある年は双子のお稚児さんもいらっしゃいましたけどね。爆  笑爆  笑

 

神幸祭から 1週間後の24日・還幸祭、ゴステンノウの御神体を胸に着け白馬に乗った年上の久世稚児は錦天満宮から神輿の待つ御旅所の前を素通りし(笑)、再び氏子町内を巡り、神泉苑に到着。

後に続く神輿のスサノオノミコトと共に、祇園祭の本番・肝心かなめの疫病退散のお祀りがなされるわけです。

このお祀りが無ければ、祇園祭は成立しません。

神泉苑では、観光ではなく神事としてのお祀りが執り行われるということです。

  

ついで、八坂神社の境外末社である 又旅所(三条大宮=神泉苑の南側)でしばし休憩され、三条通を東に~八坂神社に戻られます。

 

久世稚児は、ゴズテンノウの化身です。

祇園祭で最も位の高い方です。

祇園祭の最も重大なお役を果たされているのです。

馬に乗ったまま神社に入れるのは、この方だけなんで。

 

ついでですが、よく 『午頭天王』 を 『牛頭天王』 と書かれていますが、正しくは 『午』 = 干支のウマ だと思います。

御神体は、牛の頭ではなく、馬の頭ですから。

ワタシも、以前は間違っていましたけど。

 

お稚児さんと言えば、観光祇園祭のハイライト、全国一有名な長刀鉾稚児をご存じだと思います。

長刀鉾稚児は、八坂神社の結界を示す注連縄を断ち切るお役目です。

そのために、神社から大名の位を授けられた 『神様のお使い』 として登場されます。

残念ながら 『お使い』 なので、馬上で神社には入れません。

 

次回は、神輿について書きたいと思います。

山鉾については膨大な内容なので、お願いですから(笑)ググってみてください。

 

今日は、南観音山の粽を頂きました。

屋上にある小さなお社に置きます。

 

今日もこんな時間に、、、

ニャンコは根負けしてワタシより先に寝てしまいまして、、、