犬の想いで、、、その13<ふうちゃんと仲間たち>
ヒラメちゃんが新しい家族の許に巣立ってから、ガレージが寂しくなりました。
しかし、ふうちゃんには寂しがる暇はありませんでした。
新しい仲間がやって来たのです。
それは、小さいニャンコ
♀と 1匹のリスザル♂
動物好きの夫に掛ける歯止めは無いようです![]()
ニャンコの名はトト、、、リスザルはキキ、、、
その頃には、ふうちゃんは子供時代に好きだったソファを卒業していました。
ただし、車での移動中に入っていた小さなボストンバッグを見つけると、前足を突っ込んでキョトン
としています。
ふうちゃん、、、大きくなったね
リスざるキキは、相当なヤンチャ者です。
トト
の尻尾を掴んだり、、、おやつを横取りしたり、、、
ふうちゃんの頭に飛び乗って、耳を引っ張ったり、、、
ふうちゃんが大事に小屋の奥に隠している、ワンコ用の歯磨きガムを盗み取って、自分のケージに隠したり、、、
マンションに連れて帰ってお風呂に入れてあげると、、、
あ~あ、ええ風呂やった、、、と気持ちよさそうにデッカイ態度です。
トト
だって、平気でふうちゃんの頭に乗っかります。
ふうちゃんはというと、迷惑そうな顔をしながらも動じることはありません。
土佐犬ですから、元々の顔つきが、タレ耳・タレ目・タレ頬なんで、、、ね。
その頃、マンションにはインコも居ました。
娘はペットたちに育てられたと言っても、過言ではありません。
ふうちゃんは首輪は付けていましたが、散歩の時以外はロープ無しです。
半分開けられたガレージのシャッターの下で、悠々と昼寝を楽しむ毎日でした。
近所には他に大型犬を飼っているお宅はありませんでしたら、犬好きの子供たちとも仲良しでした。
娘が小学 3年生の春の午後、ふうちゃんが変な格好で昼寝しています。
上半身だけを小屋から出して、、、
ついさっき迄は、普通に歯磨きガムを噛んでいたのに、、、
娘より 1歳年上ですから、彼女は 9歳になっていました。
恐らく、心臓か、、、脳卒中、、、
下校した娘は、大きな箱に入って眠るふうちゃんを見て泣きました![]()
彼女にとってふうちゃんとの別れは、初めてのペットの死の経験でした。
おっとりした性格で、無駄吠えも無く、賢くて大人しいふうちゃん、、、
私には、学生時代に飼っていた秋田犬、うお~ん
と尻尾ペンペン
のクロの想いでが重なりました。
人よりも短命の、ペットとの別れを避けることは出来ません。
ふうちゃんとの別れで、感じました、、、
ペットたちは、順々にその命を繋いでくれている、、、
新しい子が前の子の命を継いで、また私の許にやって来る、、、
これからも悲しい別れがあるに違いないけれど、縁あってやって来る子がいれば、精いっぱい育ててあげよう、、、そう思いました。





