出産後の事務手続①出生届編 | シンガポールで駐妻 美味しいものを求めてどこまでも♪

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大好きな仕事をやめ、2016年からシンガポールで生活をしています。せっかく生活をするなら、120%海外生活を楽しみます。

 

海外で出産する場合、出生届をどのように届けるかにより、その後のフローが変わってくるため、重要な選択になります。

 

出産後に必要な事務手続は以下の流れになります。

 

シンガポールの場合では、

出生届(14日以内に出生登録が必要)

<戸籍への反映後の戸籍謄本の原本を入手>

パスポート作成

ビザの申請

 

※ビザの申請までの流れを42日以内に行わないと、罰金刑等が課せられる可能性があります。

 

そのため、いかに早くビザの申請までたどり着くかが、大事になります。

 

4つのパターンを想定してみました。

 

<パターン1>出生届を日本大使館に提出するケース

 

メリット:出生届に書き間違い等があれば、その場で指摘されるため、確実に出生届を提出できる。

 

デメリット:日本大使館から外務省を経由して市区町村へ書類が送付されるため、日数がかかる

 

<パターン2>戸籍をおいている市区町村に直接出生届を送るケース

 

メリット:直接、出生届を市区町村に送付するため、早く到着し、戸籍に反映される。

 

デメリット:書き間違い等不備があった場合には、直接市区町村とのやり取りが必要となり、日数がかかる。

 

<パターン3>は日本にいる家族に出生届を出してもらうケース

メリット:直接、出生届を市区町村に提出するため、早く戸籍に反映される。

 

デメリット:家族に負担をかける。戸籍をおいている市区町村と実家が離れているとお願いするのが難しい。

 

<パターン4>夫が日本に帰国して、市区町村に届け出する。

メリット:直接、出生届を市区町村に提出するため、早く戸籍に反映される。

 

デメリット:旅費代がかかる。出張が入っていれば、ラッキーだけど、出産後の大事な時間を夫と過ごせなくなる。

 

実際、パターン4はほとんどないだろうから、パターン1-3の選択をする人がほとんどだと思います。

 

42日に間に合わない場合は、ICAもしくはMOM(※)スペシャルパス(シンガポールで出産した赤ちゃんは、生まれた時点から42日の間にパスポートの作成、ビザの申請をする猶予を与えられています)の延長申請が必要になります。

 

(※)駐在の方の場合は日本大使館の方に聞いたところ、DPの申請になると思いますので、その場合はMOMだそうです。

 

パスポートの申請、ビザをどうするか、というのが一番悩むところだと思います。延長申請のやり方については、病院からもらう「Advisry Note」に詳しく書いてあるようですが、英語が苦手な私には、対応を間違えると嫌なので、延長申請はできるだけしたくありませんでした。面倒ですしねあせる念のため、ネットで延長申請をした方はいないか探しましたが、1名延長申請をした方のブログを発見しましたが、詳しい方法等は書いてありませんでしたダウン

 

ネット等でどの申請方法が多いか、参考にさせてもらいつつ、私の本籍はT区にあるのでT区の戸籍課に電話で聞いたところ、現地の大使館に直接出生届を出したほうがよいと勧められました。

 

直接、出生届をT区役所に送付した場合、早く到着はするけれども記載に不備がある場合は、T区役所の窓口に来てもらわないといけないと言われました。(注:市区町村によって対応が違うかもしれませんのでご自身の市区町村にご確認ください。)

 

不備があったとしても窓口には行けないので、リスクを取りたくない私はパターン2は却下しました。

 

パターン1かパターン3で少し迷いましたが、実家が東京ではないため、両親にお願いするのも悪いと思い、パターン3は却下し、シンガポールの日本大使館に行くことにしました。

 

<出産前から準備していたこと>

夫に出生届を提出してもらわないといけないので、事前に必要なものを調べたり、準備しておき、夫にも説明しておきました。

 

日本大使館へ行き、Original Marriage Certificateは、入院前に入手しておきました。ビジネスオフィスに持参後も原本を返してくれます。

 

ラッフルズの場合は以下の流れになります。

1.ビジネスオフィス(平日9:00-16:00、土曜日9:00-12:00、日曜、祝日休み)に行き、「CERTIFICATE OF REGISTRATION OF BIRTH」をもらいます。

必要書類:(1)「NOTIFICATION OF LIVE-BIRTH」看護士さんから、もらいます。

(2)Original Marriage Certificate(発行時期は問題なし、日本大使館より取得)

(3)両親のパスポート

(4)両親のNRIC(EP、DP等)


 

<私たちの実際のスケジュール>

 

出産当日の夕方:夜中に出産したため、夫は一旦自宅へ帰り、睡眠を取ってから、また病院にきてくれた。手続しやすいように、必要書類をまとめて用意しておく。

ところが、初めから、残念なことが!!夫には、ビジネスオフィスが16時までだから、早めに来てと言っていましたが、息子の世話をしながら、自宅で家事でぎりぎりの時間になったうえ、UBERに15分以上またされ、挙句キャンセルされたという不運に当たってしまい、間に合わず・・・ダウン

 

翌日:ビジネスオフィスに夫が午後に行くとなんと、2時間半近くもかかる。今日は、無事に出生届を出せると安心していたら、とんでもないことが・・・・滝汗

 

夫が病室に帰ってきた時間は、15:20

 

持参物に漏れがあってはいけないと再度確認をし、夫が大使館へ向かったのは、15:40

 

大使館へ到着したのは、なんと16:05

 

日本大使館の窓口時間は、8:30-12:00、13:30-16:00

 

夫から、怒りの電話がかかってきました。大使館が閉まっていると!!!!

 

えーーーーポーン

 

私自身が大使館へ行く前は、なにかあっても大丈夫なようにHPで必ず窓口の時間や祝日等を確認し、午前中に行っていたのですが、このときはなぜか、日本と同じ17時までと勘違いしてしまって、まだ間に合うから大丈夫だね、って言ってしまったんです叫び

 

なかなか、出生届すら、出せませんあせる

 

16時までと思っていたら、とっとと大使館へ行けば間に合ったのに。

バカバカバカとちょっとへこみますショボーン

 

翌々日:午前中に日本大使館へ行ってもらい、無事に出生届を提出できました。LINEで書類の画像とともに報告あり笑

 

はじめから、躓き続けたため、夫も珍しく不安になり、写メで出生届、娘ちゃんの漢字を間違えていないよね?と帰ってきてから一緒に画像を見ました。てへぺろ

いまさら、気づいても遅いと思いますがあせる

 

とりあえず、3日かかりましたが、出生届を出せました・・ガーン

 

残り39日!!