おはようこんにちはこんばんは!

ブログ第十六弾でございます!


今日は「偉人伝」と名付けてお送りいたします。


そもそも偉人とは...

すぐれた仕事を成し遂げ、多くの人から尊敬される人

のことだそうです。

ここでは勝手に(笑)自分が尊敬している人の話をしていきたいと思います。

自分の考え方にすごーく良い影響を与えてくれた人達。



今、自分は3月2日と3日に開催される

スーパージャパンカップダンス

に向けて、セグエと5種目の両方を練習しております。


人は皆、日々新しいことと向き合っているものだとは思いますが...

ダンサーにおける新しいことというのは

「振付け」

が一番多いと思います。


競技会用の新しいステップだったり、デモンストレーション用の新しい作品だったり。



さてさて。

今回は、

「いつ振付けを踊りこなすか」

について。

偉人さんが実際に経験して刺激を受けたという話を、自分にも教えてくれて、感動したお話(笑)



ある偉人さんはとーってもとても有名な先生の誕生日?パーティーに参加したそうです。

日本で開催されたのではなく、ジャカルタで行われたと仰っていたと思います。

ダンス界では、「巨匠」と呼ばれるレジェンドの先生のパーティーということもあり、世界からトップレベルのダンサーが集まったそうです。


トップダンサーの集結ということもあり、皆んなが期待する、話題性溢れるイベントでした。

お金があったら観に行きたい!!!

って自分も思っていました。


でもここで一つ問題?が...

トップダンサー故の...

スケジュールカツカツ問題。

皆多忙の極みで中々振付けが進まなかったそうです。


そんな中。

あるダンサーが巨匠に振付けされていました。

知っている人は知っていますが...

巨匠の振付は難しいです。

色んなシステムを駆使して作られる振付は、正に至高の一品。

踊り手は名誉と共に、プレッシャーが与えられるのです。


さてさて。

ここで今回のお話。

皆さんは、いつ振付けを踊りこなしますか?


..........


①足型を覚える

②使う動作を覚える

③かっこよいは何かイメージする

④反復練習で身体に覚えさせる

⑤できたー!


↑みたいな順序になりませんか?

まぁ人それぞれだと思います(笑)


当たり前にそれ相応の時間がかかります。


偉人さんが振付けをしてもらっている現場を見たのは...

なんと、


本番 2日前


...................

ひょえー。


無理無理。

2日前なんて覚えるのでやっとこさっとこ。

もうちょっと事前にできなかったのか...?

なーんて自分はお話聞いてて思ってました。


偉人さんによると、

夜に振付けされたものが、次の日のリハーサルではもう既に完璧で、本番は至高の作品に仕上がっていたとのこと。


精神と時の部屋にでも入ったの?


って感じですよねー(笑)



偉人さんはこう仰ってました。

「振付けされている時点でさ...。既に踊りこなしてたんだよね」


.....

なんですと?


先程も書いたように。

巨匠の振付は激ムズです。

反復練習あってこそ、踊りこなせるものだと思います。


ただ。

その踊り手は違ったようです。


自分は、

「その踊り手はすっごく上手かったのですね!」

って言いました。


偉人さんは言い淀んで...


「上手いのは上手いんだ。でも集まった人達全員が上手い人達だったんだよ。でも、その一組だけは明らかに違った。」


「..........何が違ったのです?」


「取り組み方」


偉人さんはそのように仰ってました。


作られたそばから、踊りこなすために本気で踊っていて。

少しでも良くなるように自分の全てを総動員して。

足りない部分は巨匠に答えをもらって。


振付をされているのではなく、一緒に作品を作っているようだったと。


少ない時間の中で、皆に感動を与えた結果自体がすごいことだけど、振付け中のあの取り組み方、マインドを見れたことがすごく良い経験だった。


と偉人さんは仰っていました。

その経験があったからこそ、振付けの時には、

「自分の最大限で取り組む」というのを心がけているそうです。


実際に一緒の場に居させていただく機会があると...

有言実行。

偉人さんがいるとピリッと締まります。

最大限で取り組む人が近くにいると良い影響が出るのですね。

これ以上の伸びしろはあるのだろうか?というところまで持って行くのです。

すげぇの一言。



このお話を聞いて自分が思ったことは、

「自分も最大限でやってみよう」

ということです。


お恥ずかしいのですが、自分はぶきっちょです。

周りの人より習得が遅いです。


だから、

「練習いっぱいしてモノにしよう」

っていう考え方でした。

本番に対してできるようになっていこうと。


その考え方を捨てるきっかけになったのが今回のお話。


ぶきっちょだろうと、技術が足りなかろうと。

その時点での最大でやってみることが大事なんだなぁと。

踊りこなすって言ってしまうと身構えてしまうのですが、そもそも


踊りこなす=自分の最大限


だと思うので、その時点でやり切ろうとすればいいのですよね。

こればっかりは他人と比べられるものではなく、対自分になると思います。

結果はどうあれ、そういう過程を通ることができたら、きっと宝物の経験になると信じて。



新しいことが始まる時。

いつも偉人さんのこの体験談を思い出します。


この金言と、有言実行する偉人さんを見ることができる環境に感謝であります。



............

ながーくなってしもうた!

自分にとっては宝物なので、大事に大事に書いたら...

何日もかかるわけだ(笑)


セグエ頑張るどー!


ブログ第十六弾でしたー♪