New XPS 13 Graphic Pro | 他人の幸せに貢献して自分も幸せに☆SCECRET GUILD☆

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『New XPS 13 Graphic Pro』。
世界最小13インチノートを謳うDELLの注目機です。



新XPS 13の特徴は、本体サイズが304×200×9~15mm(幅×奥行き×厚さ)、重量1.18kg と13インチ液晶搭載ノートPCとしては非常に小さい点や、液晶パネルの額縁部が5.2mmと細いことなどによるデザイン性の高さ。

想定ライバルであるMacBook Air 11インチモデルの本体サイズは300×192×0.3~17mmですが、本機を「奥行きが8mmほど大きいだけでほぼ同じ」と紹介すれば、そのコンパクトさが想像できます。

さらにはBroadwell-Uこと第五世代Core iシリーズの搭載とIGZO採用のフルHD IPS液晶などによる省電力化により、公称バッテリー駆動時間も最長で15時間を確保。また最大輝度も400nitとノートPCとしては高めのため、明所 でも使いやすい点をアピールします。



また隠れた特徴として、タッチ非対応版の液晶構成では、昨今では貴重な「IPS液晶で非光沢」仕様となり、またキーボードは英語配列への変更が差額なしで可能です。

なお今回展示されていたモデルの仕様は、日本版での基本構成に相当するもの。CPUはCore i5-5200U(2コア4スレッド、基本クロック2.2/ターボ時最高2.7GHz)、液晶はフルHD、非タッチ。メインメモリは8GB、ストレージは 256GB SSD、OSはWindows 8.1という構成。

標準でAdobeのPhotoshop Elements & Adobe Premiere Elements 13の使用権が付属し、12万4980円で販売されているモデルです。



さて、実際に触れてまず驚くのは、やはり特徴である液晶周辺のベゼル(額縁)の狭さ。最新世代の高級ディスプレイや液晶テレビで見られたデザインがノートPCで楽しめるというのは、かなり楽しい経験です。

ただし、実機で意外だったのはパネル下部のベゼルが意外に太く見えること。これはWebカメラが左下に搭載されている点や、液晶のサイドライトなどのスペースがこちらに確保されている点によるもの。

実際は他社のノートPCと比べてもけっして太くはないのですが、他の箇所のベゼルがあまりにも細いため、かえって強調されるように見えてしまうのです(こ こも細くしてほしい、というのは技術的にはかなり無茶ではあるのですが)。可能であれば、購入時に実機で印象を確認してほしいところです。



またこのカメラの配置は、Skypeなどで視線を合わせる苦労が少ないという大きなメリットがあります。昨今のノートPCではWebカメラが液晶パネル上側に配置されているゆえの視線ズレが多いので、ここは他社のPCでも採用してほしいと感じました。



そしてデザインで驚いたのは、キーボード周辺とパームレストがカーボン調仕上げになっている点。カーボンファイバーの編み目を活かしたデザインを外装で使っているPCはいくつかありますが、キーボード面にあるというのは珍しい嗜好でしょう。

閉じた状態はCNC削り出しアルミ素材の素材色を活かしたシルバーなのですが、そこから開くとカーボンの網目が目に入るため、非常にテンションが上がります。

キーボード面とパームレストは実際の素材もカーボンファイバーであり、細かな仕上げもしっかりとしているため、チープさはありません。このあたりのデザインがツボに入る方は無条件で購入しても良さそうなぐらいです。



ちなみに日本語キーボードの配列は、右手側の一部記号キーなどの幅が狭くなったタイプ。とくに「-」「^」「\」あたりを多用するユーザーは慣れが必要な印象です。対して左手側は比較的余裕のある配列です。

むしろ意外だったのはキーボードのタッチ。個人的な印象ではありますが、比較的固めでハードな印象、キー表面の形状は比較的フラットです。タッチ自体は他の薄型ノートに近いのですが、実は従来のXPS 13シリーズと比べると大きく違います。



従来機はキー表面にラバー系のような加工がなされており、キートップも中央が凹部になったすり鉢状で、タッチも軽めかつソフトという、薄型ノートPCでは 珍しいタイプでした。つまり従来モデルと比べた場合、傾向が大きく異なるわけです。キータッチが好きでXPS 13を使ってきたユーザーが乗り換える場合は、実機での検討が必要と思われます。

重量は1.18kgということで、持った感じは決して重くはありません。ただしより軽量なPCも多い昨今では、このあたりが気になる方もいそうと感じました。

ただし、合わせて注目してほしいのが、軽さと反比例することの多い剛性感。従来からXPS 13はこの点が優秀だったのですが、本機もかなり優秀。閉じた状態や開いたときのパームレストに力を加えても、額縁の細さから感じるようなヤワさは感じま せんでした。カーボン調デザインと剛性感が相まって、開いて使っているとかなりハードな雰囲気を味わえます。

そして嬉しいのが拡張端子の配置。数こそUSB 3.0×2基とminiDisplayPort、SDカードスロットと多くはありませんが、USBは1基ずつ左右に分散しており、SDカードも実は今年のモデルでは珍しくなりつつあるフルサイズ対応です。

また従来機でユーザーからの評価が高いバッテリー残量ランプも引き続き搭載。左側面にあるボタンを押すと5個のLEDにより、Windows上から確認し なくともだいたいのバッテリー残量が確認できます。地味ながらこれがあるからXPSシリーズを選ぶ、という人もいるほどの機能だけに、継承されたのは嬉し いところです。



そしてシリーズで継承された点としてもう一つ挙げられるのが、底面の中央に配置されたXPSロゴ。ここは蓋になっており、開けるとデルの保証を受ける際に 必要な情報「サービスタグ」が書かれています。底面のデザインを崩さないためにわざわざ蓋を付けて隠しているという、高級機らしい気づかいの一端です。

感じたのは、仕様から受ける印象よりさらにデザインコンシャスな製品だな、という点。もちろん狭額縁だけで十分目立つのですが、むしろカーボン調キーボード面など、それ以外のテンション爆上げ系デザインとなっている箇所が強く印象に残りました。

デルの高級PCといえばゲーム向けのエイリアンウェア製品が尖ったデザインで知られていますが、それとは別ラインでヘビーユーザーが喜びそうな路線を探っているように見えます。






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