第4話 殺戮の救急救命(コード・ブルー) 方位




~前書き~

 この物語はフィクションであり、登場する人物や団体等は実在しません。




~これまでの話~

 第1話 静寂の祝杯 三部作

   Part1 招待   Part2 検証   Part3 燃焼


 第2話 悪夢の蜃気楼 五部作

   Part1 集結   Part2 混沌   Part3 炎上
   Part4 暗転   Part5 共犯


 第3話 忘却の解放 三部作

   Part1 包囲   Part2 焦点   Part3 自白


 第4話 殺戮の救急救命 三部作(予定)

   Part1 不審   Part2 方位   Part3 阻止





~登場人物~

 江戸川コナン
 灰原哀
 円谷光彦
 小嶋元太
 吉田歩美
 小林澄子 帝丹小1年B組担任
 平井和美 帝丹小1年B組副担任
 白鳥警部
 佐藤刑事

 矢吹 蒼汰(ヤブキ ソウタ) 不審な男
 北村 朱莉(キタムラ アカリ) 203号室 入院患者
 南田 勝弘(ミナミダ カツヒロ) 203号室 入院患者
 東山 美玖(ヒガシヤマ ミク) 203号室 入院患者
 西川 輝彦(ニシカワ テルヒコ) 203号室 入院患者




~本編~


コナン「間違いない…」

   「今のは殺人予告!」

   「とすると、あの男は誰かに雇われた殺し屋ってとこか…」

   「あの男が実行犯で…」

   「黒幕はおそらく電話の相手…」

   「いずれにせよ、この病院内で殺人が行われようとしているのは確か…」

   「どうにかして殺人を食い止めねぇと!」




 男が電話を切り、立ち去ろうとしたとき…

 男のポケットから紙切れが落ち…

 気づかれないようそれを拾って見るコナン…

 そこに書かれていた内容は…




殺戮の救急救命 暗号




コナン「んっ、これは…」

   「暗号か!?」




 一方、小林先生の入院している病室では…


小林 「コナン君、遅いわね?」

元太 「迷ってんじゃねぇのか?」

光彦 「元太君じゃないんですから…」(苦笑い)

歩美 「もしかして、何かあったのかな?」(心配そうに)

小林 「確かに、あの子といると…」

   「よく事件に巻き込まれるわよね。」

光彦 「まさか、コナン君…」

   「また一人で抜けがけして!?」

哀  「考えすぎじゃないの?」

   「こんなに人がいっぱいいる病院で…」

   「事件なんて起きるわけないでしょ!」

白鳥 「事件…?」

小林 「白鳥さん!」(嬉しそうな表情で)

歩美 「白鳥警部も小林先生のお見舞いに来たの?」

白鳥 「えっ、えぇまぁ…」(照れて焦って)

   「ところで、さっき言ってた事件というのは?」

小林 「この子達が言ってるだけなので気にしないでください。」(苦笑い)




 怪しい男を尾行しているコナンは…


コナン「あの男、なかなか動かねぇな…」

   「んっ、また誰かから着信!?」




 再び男の携帯電話に着信があり、会話を盗み聞きするコナン…


矢吹 「あぁ、オレだ。」

   「どうかしたのか!?」

   「何!?」(驚いた様子で)

   「ここまで来て今更中止だと!?」

   「どういう事だ!?」

   「病室に刑事がいるだと!?」

コナン「刑事?」(心の中で)

矢吹 「何でお前の病室に刑事がいるんだ!?」

   「オレ達の殺人計画がバレたのか?」

   「同じ病室に入院している知り合いの見舞いに…」

   「たまたま刑事が来たって事か…」

コナン「入院患者の見舞いに来た刑事ってまさか…」




 探偵バッジで灰原に呼びかけるコナン…


哀  「江戸川君?」

コナン「灰原か!?」

   「今、小林先生の病室にいるよな?」

哀  「えぇ…」

   「それよりあの男、どうだったの?」

コナン「あぁ、おそらくヤツは殺し屋だ…」

哀  「なんですって!?」

コナン「この病院内で誰かを殺害しようとしている…」

   「ひょっとして近くに白鳥警部がいたりするか?」

哀  「えぇ…」

   「でも、何でわかったの!?」

   「白鳥警部が来てるって…」

コナン「やっぱり…」




 と言って、急に通信を切るコナン…


哀  「ねぇ、どういう事!?」

   「工藤君!ちょっと工藤君!」

   「もう、ほんと自分勝手なんだから…」(呆れた様子で)




 怪しい男を尾行していたが、何やら思い立って走り出すコナン…


コナン「間違いない!」

   「あの男の会話に出てきた刑事は…」

   「おそらく白鳥警部の事…」

   「まさか、小林先生と同じ病室に…」

   「真犯人とターゲットがいるとは偶然にも程があるぜ!」

   「確か、小林先生の病室は203号室だったな。」

   「急がねぇと!」





~Next Conan's HINT~

   東西南北





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