第2話 悪夢の蜃気楼(ミラージュ) 集結




~前書き~

 この物語はフィクションであり、登場する人物や団体等は実在しません。




~これまでの話~

 第1話 静寂の祝杯 三部作
   Part1 招待   Part2 検証   Part3 燃焼


 ※クリックすると第1話に飛びます




~登場人物~

 江戸川コナン
 毛利蘭
 毛利小五郎
 服部平次
 遠山和葉
 阿笠博士
 灰原哀
 山村ミサオ

 森上 雄三(モリガミ ユウゾウ) 森上家当主。半年前に他界。
 森上 慎司(モリガミ シンジ) 森上家の長男。
 森上 香織(モリガミ カオリ) 慎司の妻。
 森上 孝明(モリガミ タカアキ) 森上家の次男。
 森上 美幸(モリガミ ミユキ) 孝明の妻。
 森上 和樹(モリガミ カズキ) 森上家の三男。
 森上 結衣(モリガミ ユイ) 智也の妻。
 中野 慎也(ナカノ シンヤ) 森上家の執事。双子兄弟。
 中野 智也(ナカノ トモヤ) 森上家の執事。双子兄弟。
 下笠 穂奈美(シモガサ ホナミ) 森上家のメイド。双子姉妹。
 下笠 美奈穂(シモガサ ミナホ) 森上家のメイド。双子姉妹。




~本編~




 酒井家の事件解決後、毛利探偵事務所へ帰るコナン達…


コナン「そういや、博士から電話があったな…」(心の中の声)

   「蘭ねぇちゃん、ちょっと博士の家に行ってくるね!」

蘭  「夕飯までに戻ってくるのよ!」

コナン「はーい!」




 阿笠博士の家に着いたコナンは、送り主不明の不審な招待状を手渡される…


博士 「これなんじゃが…」

   「昨日、新一ん家の郵便受けに入っておったんじゃ…」



悪夢の蜃気楼



コナン「…工藤新一様…」

   「…今宵、生ける屍たちが生き血を啜る…」

   「…再び起こる惨劇を止めたくば…」

   「…群馬の山奥にある赤羽館へ参られたし…」

哀  「それって、招待状というより…」

コナン「脅迫状!?」

哀  「文面からして危険な香りがプンプンするけど…」

博士 「でも、どうするんじゃ!?」

   「手紙は新一宛てに届いたんじゃぞ!」

哀  「まさかその姿で行くわけにもいかないし…」

コナン「そうだな…」

   「そういえば、服部から電話があったな…」




 何やら思い立って平次に電話をかけるコナン…


コナン「服部か!?」

平次 「あぁ、どないしてん!?」

コナン「昨日電話で言ってた招待状の事なんだけど…」

   「中開けたか?」

平次 「あぁ、なんや知らんけど…」

   「群馬の赤羽館に来いって書かれてんで!」

コナン「やっぱり…」

平次 「ほな、お前んとこにも?」

コナン「あぁ…」

   「なぁ服部、お前はどうする?」

平次 「決まってるやないか!」

   「こないけったいな脅迫状送りつけてきた犯人を…」

   「みすみす見逃すわけないやろ!」

コナン「あぁ、惨劇なんて起こさせやしねぇよ!」

平次 「止めたろやないか!」

   「オレらの手でな…」




 平次との電話を切り、探偵事務所へ戻るコナン…


コナン「ただいま…」

蘭  「おかえり、コナン君!」

コナン「ねぇ、蘭ねぇちゃん…」

蘭  「なぁに?」

コナン「新一兄ちゃんのとこに…」

小五郎「なんだこりゃー!?」

コナン「んっ!?」

蘭  「どうしたの、お父さん!?」

小五郎「事務所の郵便受けにこんなものが!」

コナン「それって!?」

小五郎「何か知ってるのか!?」

コナン「それと同じ脅迫状が新一兄ちゃん家にも届いてたよ!」

蘭  「新一のとこにも!?」

コナン「うん!」

   「平次兄ちゃんのとこにも同じものが届いてるみたいだよ…」

小五郎「大阪の探偵ボウズのとこにもか!?」

蘭  「お父さん…」

小五郎「あぁ、わかってる…」

   「こんな脅迫状送りつけられたら…」

   「行くっきゃねぇだろ!」




 脅迫状に書かれていた群馬県の赤羽館に向かうコナン達…


小五郎「なんて山道だ!」

蘭  「ねぇお父さん、本当にこの道で合ってるの!?」

コナン「こんな山奥に館なんてあるのかな?」

蘭  「もしかしてあれじゃない!?」

   「ほら…」

コナン「あれが赤羽館…」




 一方、バイクで赤羽館に向かっていた平次と和葉は…


和葉 「もうどないすんねん!」

平次 「しゃーないやろ!」

   「ガス欠になってもうたんやから!」

和葉 「出かける前にちゃんと確認せんのが悪いやん!」

平次 「なんやとー!」




 平次と和葉が口ゲンカしているところへ一台の車が通りがかる…


和樹 「どうしたんだい、君たち!?」

平次 「オレら、赤羽館っちゅう屋敷に行かなアカンのやけど…」

   「途中でバイクがガス欠になってもうて…」

和樹 「僕らもちょうど赤羽館に向かってるところだから…」

   「よかったら乗ってくかい?」

和葉 「ええの!?」

和樹 「あぁ、赤羽館はうちの別荘だからね…」




 森上和樹の運転で赤羽館に向かうことになった平次と和葉…

 助手席の結衣とともに車内でいろいろ話をしていると…


結衣 「ところで、あなたたちはどうして赤羽館に?」

和樹 「ひょっとして、父さんの知り合いかい?」

平次 「いや、オレらが来たんは…」

   「昨日届いたこの脅迫状に…」

和樹 「脅迫状!?」(驚いた表情で)

平次 「あぁ、赤羽館で再び何か起こるって書いてあったんや…」

和樹 「そういえば、二十年前に…」

   「屋敷内で事件が起きたと父から聞いたことがあるよ…」

   「その事件以来、赤羽館はこう呼ばれているよ…」

   「死霊の棲む屍館だと…」





-----> Part2へ続く




※Part2は2月23日(日)に公開予定!




~Next Conan's HINT~

   遺産相続





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