2014年2月6日
数日前から横になると息苦しくて眠れなかった。いまから2年前の今日、地元の総合病院の耳鼻咽喉科を受診した。発熱が続き咳が3カ月以上続いていたが、この日訪れた病院を含めその間に通った3ヶ所のどの病院でも原因がわからなかった。それでもさすがに夜も眠れなくなってくると藁にもすがる思いで訪れたのだ。予約はなかった。
待合室でぐったりしながら数時間待ちようやく診察を受けたが、あっさりと1~2分で、アレルギー・呼吸器科の受診を奨められた。当然予約がないので午前診療の最後尾になり、具合が悪いなか待合室でひたすら待った。あまりに辛いので受付に「具合が悪く、耳鼻咽喉科から案内されて来たのにいつになったら診てもらえるんですか?」と声をかけたところ、ほどなくして呼ばれ、まずは血液検査をするように指示があり採血してきた。それからさらに待ちようやく診察となった。
診察室に入るなり「これは、僕らが医学生の時に勉強した基本的なデータの見方にあったんだけど、あなたは心不全を起こしていると思われます。いまから詳しい検査を受けてきてもらいます。」と告げられ、心臓エコー検査や心電図をとり診察室に再び戻ると、「かなり深刻な状態です。心臓の機能が普通の1/3しかありません。すぐに入院して治療しないといけません。」診察室の奥をさして、「いますぐ、この裏を通って隣の循環器のベッドで横になって休んでください。循環器の先生に連絡して来てもらいます。」と。。。
呆気にとられ言われるままにした。
確か午後から友人とビッグサイトの展示会で落ち合う約束をしていたなと思ったが。。。
それにしてもまさかの展開に頭に?マークで溢れていた。
そのあと入院棟のベットにズボンを穿いたまま横になっている現実に、これから自分はどうなってしまうのだろうかと不安と恐怖にうちひしがれていた。