今週は初夏のような日が続いていたのに、昨日・今日と肌寒いです。

さて、昨日読んだ本。

ツリーハウス/角田 光代

¥1,700
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前回に引き続き角田光代氏の本です。

角田さんって「対岸の彼女」のイメージが強かったから、何となく林真理子からあの独特のドロドロしたいやらしい部分をとった作家さんってイメージがあったんだけど(いや、扱っているテーマはドロドロしているんだけど、彼女自身からあの毒素が出てないというか)・・・すごーい、なんだか違うレベルに行ってしまった感じです。

第二次世界大戦中の満州での祖父母世代を筆頭に、高度成長期を生きた息子世代、そして現在の日本で無気力な流されるような生活をする孫世代という3世代の家族の話。

歴史的なイベントを織り込めながら、過去と現在を行き来しつつ、主人公を変えながらも淡々と話は進んでいくんだけど、ぱっとしない登場人物しか出てこないのに、なんだろう、読み終わった後に独特の爽快感と充実感が味わえました。

面白かった!