The Glass Castle: A Memoir/Jeannette Walls

¥1,603
Amazon.co.jp
何だか最近、集中力が途切れがちで、本は相変わらず結構買い込んでいるのですが、読み始めては途中放棄を繰り返し・・・ということが多いです。
歳?
そんな読みかけの本が山積みになる中、この本は面白かったです。
続きが読みたくて、夜中までページを繰ってしまいました
MSNBCのコントリビューターとして活躍している著者の生い立ちを綴った自叙伝なのですが・・・すっごい波乱万丈です。なにせ両親がすごい・・・。
父親はハンサムで知的、哲学から地理まで幅広い分野の知識を持つ、カリスマ性に溢れた人物なのですが・・・良く言えば社会的常識に囚われない自由人、でも一般的には反社会的というのでしょうか。
子ども達には金探知機の発明や題名にもなっているエネルギーの自給自足を可能にする「ガラスの城」の建築など、壮大な夢を語るのですが、実際にはアルコール依存症気味で仕事を続けることができません。
一方、母親は教養もあり教師の資格を持っているにも関わらず、自分の趣味である「芸術」に没頭しており、子どもたちの世話は放棄。結果として、子どもたちは雨漏りがするゴミだらけのあばら小屋に住み、食べるものにも困る生活を送ることになります。食料品を買う金があれば父親が飲み代に使ってしまうため、学校でクラスメートが捨てたランチの残飯をあさって空腹を紛らわしたり・・・そして、両親ともそういった実情を「たいしたことではない」と動じないのです。
上記の内容だけだと、完全に育児放棄&虐待といった感じですが、それとはまた違うのがこの本の面白いところなのかな。
著者の両親は彼らなりに子どもたちをとても大切に思っていて、愛しているんですよね。
ただ、一般的な社会規範にのっとった形ではないわけで。
4人いた子どもたちはそんな親に辟易し、高校卒業前に全員、親元を離れてニューヨークで自立しています。そして、上の3人は社会的成功を収めるのです。父親にニューヨークに行くために貯めていた貯金を盗まれたり、本当に逃げ出したといった感一杯なのですが、ニューヨークで自力でやっていける才能と努力、独立心は、やはり彼らの親の育て方が土台になっているのです。
そして、残された親も子供たちを追ってニューヨークに出てくるのですが、そこで家賃が払えないことが続き、結局ホームレスになります。
しかも、母親は遺産として売れば大金に換金できる宝石や土地を持っているのに、あえて望んでホームレスという道を選んでいるわけで。
そんな親を恥ずかしく思う一方、家族としての絆を捨てきれない著者。
ずっと隠し続けてきた家族の話しをこの自叙伝で明らかにしたわけですが、いや、事実は小説より奇なりとはこのこと。すごい話です・・・。

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何だか最近、集中力が途切れがちで、本は相変わらず結構買い込んでいるのですが、読み始めては途中放棄を繰り返し・・・ということが多いです。
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そんな読みかけの本が山積みになる中、この本は面白かったです。
続きが読みたくて、夜中までページを繰ってしまいました

MSNBCのコントリビューターとして活躍している著者の生い立ちを綴った自叙伝なのですが・・・すっごい波乱万丈です。なにせ両親がすごい・・・。
父親はハンサムで知的、哲学から地理まで幅広い分野の知識を持つ、カリスマ性に溢れた人物なのですが・・・良く言えば社会的常識に囚われない自由人、でも一般的には反社会的というのでしょうか。
子ども達には金探知機の発明や題名にもなっているエネルギーの自給自足を可能にする「ガラスの城」の建築など、壮大な夢を語るのですが、実際にはアルコール依存症気味で仕事を続けることができません。
一方、母親は教養もあり教師の資格を持っているにも関わらず、自分の趣味である「芸術」に没頭しており、子どもたちの世話は放棄。結果として、子どもたちは雨漏りがするゴミだらけのあばら小屋に住み、食べるものにも困る生活を送ることになります。食料品を買う金があれば父親が飲み代に使ってしまうため、学校でクラスメートが捨てたランチの残飯をあさって空腹を紛らわしたり・・・そして、両親ともそういった実情を「たいしたことではない」と動じないのです。
上記の内容だけだと、完全に育児放棄&虐待といった感じですが、それとはまた違うのがこの本の面白いところなのかな。
著者の両親は彼らなりに子どもたちをとても大切に思っていて、愛しているんですよね。
ただ、一般的な社会規範にのっとった形ではないわけで。
4人いた子どもたちはそんな親に辟易し、高校卒業前に全員、親元を離れてニューヨークで自立しています。そして、上の3人は社会的成功を収めるのです。父親にニューヨークに行くために貯めていた貯金を盗まれたり、本当に逃げ出したといった感一杯なのですが、ニューヨークで自力でやっていける才能と努力、独立心は、やはり彼らの親の育て方が土台になっているのです。
そして、残された親も子供たちを追ってニューヨークに出てくるのですが、そこで家賃が払えないことが続き、結局ホームレスになります。
しかも、母親は遺産として売れば大金に換金できる宝石や土地を持っているのに、あえて望んでホームレスという道を選んでいるわけで。
そんな親を恥ずかしく思う一方、家族としての絆を捨てきれない著者。
ずっと隠し続けてきた家族の話しをこの自叙伝で明らかにしたわけですが、いや、事実は小説より奇なりとはこのこと。すごい話です・・・。