就職先のアルバイトで毎日色々と勉強させて頂いている今日この頃。
夏休みは4・5年ぶりに充実した日々で過ごせました。(笑)

平日は会社で社会勉強、休日は死んだようにしっかりと休養。
そんな充実した毎日がそろそろ終わりそうですが、やっぱり休日にしたいことがないわけではありません。
とある文章がきっかけで残り何回かある休日は昼頃には活動をはじめ、思いっきり遊ぼうと決意しました。

なんで、そんなことを考えたかといえば


地元にある夜中1時まで開店してしている古本屋さんで帰り道にたまたま購入した雑誌に凄くそそる映画の紹介文が書かれていました。


雑誌を読むまで全く知りもしない映画でしたが、たった1000字程度の文字で私を魅了してしまいました。


ここでやっとタイトルにつけた意味不明な文章がいきてきます。

タイトルにつけた文章は映画の紹介文の見出しにつけられていたものなのです。
『空気人形』という作品の紹介文なのですが、心打たれた箇所をそのまま引用します。


~引用~

生まれた時も死ぬ時もひとりという宿命をもつ人間は孤独な存在だ。
それでも誰かに必要とされたい、愛されたい、つながりたいと他者を求める。
そのことに気づかないふりをして、それを“弱さ”と思ってしまうことが一番哀しいことではないだろうか。
弱さではなく、人が人らしくあるがゆえの意味がそこには含まれている。
誰かが自分に足りない何かを埋めてくれるように、自分だって誰かの空っぽを満たすことが許されている存在だとすれば、世界はもっと豊かで美しい。

~引用終了~
(リアルデザイン11月号156ページ 文=村田菜緒子)


ここまで言わせしめる映画はどれだけ素晴らしい作品なのか非常に興味を抱いてしまったのです。
また仮に映画が駄作だとしても、ここまで読者である自分を魅了した文章を書いた村田菜緒子に興味が湧いてしまいます。


まさしくプロの仕事だと感じます。


文章の内容に相応しい綺麗な文章。