昨日のことになりますが、最低一月に一回は一緒に飲んでいる仲の良い地元の先輩からの唐突な電話で急に軽く飲むことになりました。

値段の割に旨い店串焼き屋があって、そこに行くことにしました。

店に入って生を一杯頼み飲みかけたときでした、急に知らない番号から電話がかかってきました。

幾つかの番号はシークレットモードでしか名前が表示されないよう登録しているので、もしやとおもい電話に出てみると。

「間違い電話でした。」と急に関西方面の方言で話し掛けてきた相手が電話を切ろうとします。

最初は居酒屋にいるのか後ろがガヤガヤしていて相手の声があまり分からなかったのですが、よくよく聞いていると、北京日本人学校時代の親友からの電話でした。

中学2年生の頃に相手は関西に帰ってしまい、自分は東京で高校生活を始めたので、一度2、3年前に会ったとき以外は顔を合わせていない親友です。

日本に戻ってきてから何度かメールや電話で話しましたが、1年に一度あるかどうか。

今回も2、3年前にあったぶりに超久しぶりに聞いた声。
それでも大切な親友の声というのは分かるものです。
昨日まで一緒に学生生活を過ごしていたかのように、一度話始めれば空白の時間など全く関係ありません。
地元の先輩と二人で飲み始めたばかりだったので、そんな長くは話せませんでしたが、相手も元気そうにしていたので最高です。

電話を切るときに「また落ち着いたら連絡するよ」と伝えましたが、恐らく当分は相手に電話やメールはしないでしょう。

相手からも催促の電話などはこないでしょうし。

人によっては有り得ないと感じる方がいるかもしれません。
そんなのは親友じゃないと。
しかし、私はこう考えます。

連絡を頻繁にとるから友情が繋がっているわけではありません。

同じ時間を共有し感じた感情や感覚、思い出が私達の身体には刻まれています。
相手を忘れない限り、いつどんな場所からでも、毎日同じ教室で時間を過ごしていた頃と同じ様に、仲良くできる関係なのです。

そんな素敵な関係の親友くんは生意気にも来年あたり結婚するかもしれないらしいです。

是非時間があれば参加して盛大に祝ってあげたいものです。