4月9日
スパコンが動き出して、
今まで、研究したくてもできないという、欲求不満な状態から開放される。
ただ、解析をまわして、結果を見ると、
何かしらのミスだったりエラーがあるので、
入力ファイルを直して、
解析を回して、
結果を見て、
入力ファイルを直して・・・
の繰り返し。
そんなことでも、研究を進められるという事で、
かなりモチベーションが上がってきた。
。。。
今までの結果で、
どうしても、力学的特性がわからない箇所があったのだけれども、その謎は、
おそらく、接合部の設計指針にある式の解説が不十分である事に起因する、と思う。
という言い訳。
まだ、詳しく見ていないからわからないが、
梁が偏心して柱に接合される場合の式が、概要しか載っていない。
(ウェブからの力の)偏心によってトルクモーメントが発生するんだけど、
それにより、柱パネル断面に、せん断応力が発生する。
そのせん断応力を求める際、柱を四角い薄肉管と考えてたんだけど、
僕がやってるモデルだと、これが、大きく出すぎちゃう。
それで、よくよく考えたら、ダイアフラムがついているから、
トルクモーメントにより発生するせん断応力を、薄肉管の式で求めてはいけない気がしてきた。
指針だと、明らかに薄肉管の如く、図で示されてて、
しかも、せん断応力を求める式は載っていない。(と思う。)
今の段階では、実際に計算をしていないので、推測の領域に過ぎないが、光が見えた気がした。