研究。



最近は、ある特殊な鋼構造の接合部をabaqus(FEMソフト)により解析を行っておりました。

実験を行ったものなのですが、主に変位からその挙動を追ったようなのですが、

力の流れが詳しくわからないということで、

その挙動を、解析によって、そしてその内力から出すことにより追っていこうという研究。


ただ、

如何せん、自分の基本的知識が欠けておりまして。

まず、「ねじり」について勉強。

次に、「せん断応力」について勉強。


現在、弾性範囲でのインプットファイルの作成が終わり、

解析結果を処理している最中です。


解析により得られた変位のデータと実験によるそれとを比較すると

ほぼ弾性剛性は合っていたので、モデルとしては問題ないと判断。


研究はそんなところです。





授業の課題。



構造設計の課題で、

張弦梁構造、免震構造の設計を終え、

現在、制振構造の設計課題をやっております。


張弦梁は、単純に上からの均等な荷重だけでなく、

雪が片側半分にかかった状態や、

風による下からの吹き上げ力を考慮した荷重などについても考え、

そのためには、どういった形態が理想的かを考察。


免震は、2階建ての住宅に免震を取り入れるという設定だったのですが、

住宅という軽いものに対して、どのように長周期化させるか、

といったような課題に対して考察。


設計とは言っても、おそらく簡易的な計算のみで決定しているので、

実際は他に多くの計算や配慮が必要なのだと思います。



他には、動的な解析を求められる授業。

プログラムを少々載せましたが、

fortranにより、1質点の解析を行いました。


そして、現在は多質点の解析プログラムを作成しなくてはならないのですが、

全くできる気配はありません。



他にも細かい課題はありましたが、

メインはそんなところです。