柱・梁接合部のパネル部分について実験しているのですが、

今回、ウェブの下フランジが座屈している様子を見ることができました。


そして、最終的には、層間変形角「1/20」まで変形させたのですが、

スカラップ(改良型)の付け根の部分に亀裂が入ってました。


脆性破壊ではないようで、通常の建物もこのくらい変形すれば、

このように破壊していくのだな、

と思いながら、先輩に、


「どのくらいの地震を想定しているのですか?」


と尋ねたら、こんな大きな変形は普通はしないそうで。

貴重なものを見れた3体目の試験体でした。


残りあと1体。