今日は午後から実験のお手伝い。
大学の実験棟には、実験をするための、鋼材でできたフレームがあるのですが、
既に、そのフレームに試験体が取り付けられていて、
測定に必要な準備を手伝うことに。
小さなアングルや、Cチャンを使って、
変位計を取り付けるためのさらに小さなフレームをつくる。
加力するための装置、オイルジャッキの先端と、
試験体の梁の加力点が、PC鋼棒とボルトでつなげられてたのですが
その2つの間が開いていたので、
つまり、2つの距離が離れる方向にしか加力できないのかと思ったら、
最終的にこの2者はボルトを締めることにより、ぴったり接続されるそうで、
圧縮も引っ張りも可能になるとのこと。
(実験をやってる人にとっては、ごく当たり前のことですが)
実験をやるにしても、その設計だったり、
施工過程だったりも考えなくてはならないということは認識していたにもかかわらず、
実際に手伝ってみて、
実験の規模が多少大きいということもあるのでしょうが、
そのタスクの多さに、これらを管理する難易度の高さを実感した1日でした。