スパコンが停止しているため、
先輩の実験のお手伝いへ。
とはいっても、まだ始まってるわけではなく、
その準備。
試験体に接続されたPC鋼棒に
張力を導入することによって、
力がかかっている状況を作り出す(のだと思う)
そのPC鋼棒につけたひずみゲージが
しっかりとはたらいているかどうかをチェックするために
実際に張力を入れてチェックするとのこと。
実験場には、H型鋼のロ型フレームがあるのだが、
それの上下にPC鋼棒をボルトで固定し、
片方のボルトを締めることによって、張力を得る。
その張力が、60kN。
すなわち、約6トンもの張力がかかるのだが、
それを人力でやるとこのこと。
それをやらせていただいた。
が、
これが予想以上につらい。
ラチェットレンチという道具によりまわすのだが、
それでもまわらなくなり、
ラチェットの手を持つ部分にパイプをさして
回転半径を大きくさせて行う。
結局、50kN程で乳酸に耐えられなくなったので、
先輩に交代してもうことになったのだが。。。
明日から、試験体を搬入し実験も本格化してくる。
学部時代、解析のみだった僕にとっては、
とても興味深く、楽しみで仕方がない。