以前、寒い日の夕方には特に
名探偵ポアロシリーズのドラマが見たくなる、
みたいなことを書きました。
そう、デビッド・スーシェさん!![]()
あれからぼちぼちハヤカワの文庫でポアロシリーズを読んでいます。
以前一度読んだはずですが、
驚くほど忘れています。笑
こうして読んでいる間にもテレビで再放送が流れてきて何となく見てしまい、ネタバレになったりして読まずに次に進んだものもあり😢 (『スタイルズ荘の怪事件』『もの言えぬ証人』)
それに『アクロイド殺し』は、
詳細は覚えていなくても衝撃の…であることを
覚えていますのでこれも飛ばしました。
今は、ナイルに死す
これはシリーズの中では厚めの一冊なのですが
やっぱり名作なのではないかと思いました。
(あと1/3ほど残っています)
『開いたトランプ』で出てきたレイス大佐も再登場していて時間の積み重ねを感じさせますし、何というか、今までの作品よりもポアロの感情が豊かに感じられるというか。
ただの正義感ではなく
灰色の脳細胞で冷静に推理するだけでもなく、
熱い思いやり、厳しい優しさ、みたいなものが
随所に感じられるのです。多分訳もいいのだと思います。
私は加島祥造さん訳のものを読んでいますが
新訳も出ているようですし、
何度か映画化もされているので
時間をおいて楽しむのもいいなあ。
シリーズ読み、なかなかよいです![]()
