ロサンゼルス、メキシコカンクンを経て
今回の旅の目的地であるキューバへ向かう。
国営クバーナ航空に
はじめて乗ったがこれが最強に揺れる!!
地味に落ちているらしいので、
マジで遺書を書こうか迷いました!笑
無事に着陸した瞬間、
機内からは大喝采!笑
なんとか首都(ハバナ)に到着到着。
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【キューバ基礎知識】
人口1000万。
元々はスペインの植民地だった為、
公用語はスペイン語。
1902年
アメリカの介入の元、独立を達成したが事実上のアメリカによる支配が続いた。
1959年
親米バチスタ政権がカストロの指導する革命で倒され、社会主義国となる。
1962年
米ソ冷戦下。キューバ危機が起こり、戦争は回避されたがアメリカによる経済封鎖は2015年まで続いた。
2015年7月
アメリカと国交回復
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アメリカとは50年以上国交が無かったので、
キューバへ行くには
カナダかメキシコから行くしか有りません。
米ドルも使えない為、
両替はメキシコペソで行いました。
(キューバペソはもらえず兌換紙幣のCUC)
先ずキューバの洗礼を受けたのが
この泊まった国営のホテル!
空前の観光ブームのキューバ。
ホテルはどこも満室。
運よく取れたのがこのホテル。
何と言ってもTHE社会主義国。
なんと、
ホテルについて部屋に入るまで
2時間かかりました!
従業員はたくさんいるが、
チェックイン担当は一人しかいない為、
なかなかチェックイン出来ない。。
しかも超の~~んびり。
ようやく空いている部屋を見つけ出し、
アナログで部屋を割り当ててもらった。
鍵をもらったが、
予想通り鍵は開かない。。
そう。俺は気づいた。
このホテルには
ネットワークという概念が無い!!
その後、
鍵を開ける担当が現れて
開いた瞬間のドヤ顏が忘れてられません!笑
決して彼らは悪気はありません。
ただ、仕事をするとかサービスするという
概念がないだけなんです。
ツインを予約したがもちろん
ベッドは1つです。笑
おっさん2人で仲良く寝ました。
まーとにかく酷いホテルでした。
シャワー破裂。
お湯でない。
いきなりゴキブリ。
ダニによる全身虫さされ。
ご飯メチャ不味い。
まー。
このような経験も海外の醍醐味!
また
1つ強くなれた気がしたよ!笑
(サイヤ人の法則)
翌日からの観光は全ての苦労を吹き飛ばす位
最高でした!
経済制裁により外貿文化が無く、
街は当時の歴史がそのまま残ってました!
キューバ人はとっても陽気で
人見知り度ゼロ!!笑
羨ましい。。笑
アジア人は珍しかったのか
いちいち絡まれます!笑
でも治安はとってもいいです。
何と言っても感動したのが車!!
50年以上前のクラシックカーが
平気で走ってる!
(炎天下でのオープンカーはきつかったけどー。笑)
キューバの食事は不味いと思っていましたが、
ここはとっても美味しかったー!
(ここ以外は全て不味かったけどー!)
↓
ガイドさん紹介ありがとう!
あとキューバといえばやっぱり音楽!
↓
そこら中で演奏してました!
またみんなとってもリズム感が良く上手い!
そして何と言っても一番行きたかったのはここ。
↓
革命広場!アルゼンチン人革命家のゲバラ氏は英雄とされている!
他にも独立に貢献した人の像は街の至る所にあります。
今後は近代化が進むと思うので
ホントこのタイミングでキューバにいけて本当に良かった。
キューバの新たなスタート地点。
数十年後、
再度どのように変わったか見てみたい。
【所感】
キューバはコロンブスが発見して以降、カリブの要塞として栄えた。過去の繁栄ぶりは街を歩けばよく分かる。
しかし、社会主義かつ閉ざされた国となり経済発展からは大きく出遅れた。
そもそも、
競争するという概念が無い。
医者もホテルの従業員も同じく月給は約20ドル。
あなたも私もみんな一緒。
社会主義の最大のメリットは格差が無い事であり、最大のデメリットとも言える。
僕は直感的に自由の無い国だなーって思った。
そもそも、私、以外私じゃないから!!w
欲しい情報は取れず。。
自由に海外に行けず。。
うーん。。
でも、ブータンの時と同様、
彼らは幸せそうだからそれでいっかとも思う。
これまでは働かなくても、
配給だけだ暮らして行く事も可能だった。だから、もっとサービスしようという発想にはならない。。もっと頑張ろうとか、
もっと効率よく!とはならない。。
格差社会は資本主義では問題視されるが、
格差社会が本質の問題では無く、
自らが道を選択できる機会が有るかだと思う。
キューバはアメリカと国交を回復した事により、
止った時計がきっと動き出すだろう。
経済も発展するだろう。
しかし今後は政府依存ではなく、
自らが価値を生み出さなければいけなくなるだろう。競争も経験しなければならないだろう。
キューバ人にとっては「大変」かもしれない。
だから大きく変わるんだけどね。
彼らは外の世界を知らない。
インターネットは基本使えない。
島という鳥籠に入っている事を知らない。
知らないのも幸せだけど。。
これは日本人にも言える事。
日本という国がどういう国か
海外に出ないとやっぱり
本質的に理解できない。
日本人は閉じこもってないでグローバルリーダーとしてもっと情報の伝達者になって欲しいと心から思う。
日本人パスポート程どこでもいける国はないから!!このパスポートを持った以上、海外に行かないなんて、ホントもったいないと思います。
これからも旅は続けたい!
追伸!
当然、帰りの飛行機は大幅にディレイ。。
乗り継ぎの便に乗れず。。
恐るべしクバーナ航空。笑