「ヤクルト4-2巨人」(6日、神宮)
負の連鎖は止まらなかった。3連敗。借金9、首位・ヤクルトに10ゲーム差はいずれも今季ワースト。対ヤクルト戦は6連敗だ。巨人・原監督は「なかなか、チームを救う真の男が出てこない」とため息交じりに嘆いた。
難敵の館山に2得点に抑え込まれたが、ラミレスの勝負弱さが響いた。一回1死一、三塁の先制のチャンス。だが不動の4番が二ゴロ併殺打に倒れ、ベンチは凍りついた。三回に2点差に迫り、なおも1死一、三塁の場面ではあえなく空振り三振。八回に15打席ぶりに安打を放ったが走者がいない場面だった。
ラミレスは「打てたり打てなかったりするのが野球。打てないからといってストレスになっていることはない。シーズンを通して続くことはないし変わっていくと思う」と前を向いた。指揮官も「結果の部分」と責めなかったが、やはり4番が打たなければ始まらない。
5位に沈むチームにファンのストレスもたまっている。試合前にはスタンドのファンから「原監督、お疲れさま~」と辛らつとも受け取れる声が上がった。試合後もG党から「原さん、頼むよ」と悲痛な声、声…。
原監督は「日々、新たに切り替えてやっていくしかないです」と自分に言い聞かせるように話したが、ヤクルトに力負けとも言える敗戦。現状では悲願のV奪回どころか、低迷から脱出する道のりすらも険しい。