皆さん、今日もお疲れ様です。m(_ _)m
新型コロナウィルス問題なかなか収束する兆しありませんね。
個人的には来月参加予定だったフルマラソンの大会が中止になりました。
まぁ、こんな状況ですからね。
致し方ないと思います。
ただ、だいぶ調子を上げてきた中で、急に目標を見失うようなことになってしまい、正直、無念です。
おそらく、そんな思いをしているランナーは沢山いるでしょう。
本当に早く収束して欲しいと願うばかりです。
さて、そんなことになるとは知らず、僕は妻と、毎年恒例の2月旅行へ行ってきました。
行き先は・・・
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↑小笠原諸島父島です!
最初に行き先を考えたとき、どうせなら、国内旅行で一番ハードルの高い場所に行こうと思い、色々調べたら、船でしか行きようがなく、その船で片道24時間かかるという小笠原に興味を惹かれたのが発端でした。
しかも、その船。
おがさわら丸は一度出航したら6日間は帰ってこれないらしい。。。
益々、興味津々で調べたら、これってもしかしたら、国内旅行で一番遠い場所ではないか?って思いつき、他も色々調べたけれども、交通網が発達した現代に片道24時間かかる場所は他にはないことに気が付き、行き先を小笠原に決定しました。(笑)
だって、24時間あったら何処行けます??
軽くアメリカだって行けますよね??(笑)
と言うことで、妻にも協力してもらい、5泊6日(おがさわら丸2泊父島3泊)の日程を確保しました。
船の出航日に合わして休みを取るんですから、これも難しいですよね。
さて、出航当日。(2月18日)
↑まずは船が出発する竹芝旅客ターミナルへ向かいます。
伊豆諸島に向かう船とか色々ありましたが、やはり、おがさわら丸は一番デカくて目立ちます。
なんせ、総重量11.000t、全長150m、旅客定員約900人。
数字で見ても大きいですよね~。
着いたら、まず乗船手続きをします。
僕らは旅行会社のパックツアーだったので、その引換券でもって乗船券に交換します。
ただ、新型コロナウィルス問題真っ只中ですから、係員による検温と問診は入念に行われました。
マスクも配布してましたね。
事前に調べたところによると、小笠原には新型コロナウィルスを検査できる医療機関もないとのこと。
実際に現地の方も、このことは一番心配されてました。
11時ちょうどに船は出航。
↑ レインボーブリッジをギリギリに潜って行く様に、皆さん「おー!!」と歓声が起きてました。
ここまでは順調。(笑)
いや~この後が大変でした。
東京湾を抜けて、富士山を眺めた後あたりから、船がもの凄い揺れる揺れる。
のんびり景色を観ようと思ったけど、外デッキを閉められ、客室での待機を余儀なくされます。
ちなみに、今回のおがさわら丸の客室。
2等寝台というカテゴリーなんですが・・・
↑このようにシングルベッドサイズの2段ベッドタイプでした。
まぁ、寝るだけ・・・ですね。
コンセントも付いていて、電気も付けられますが、なんせ海は電波がないです。
スマホで遊ぶにしても何もできず、只管、寝続けました。
ただ大きく揺れる船の中で寝るというのは本当に難しいもんです。
結局、寝られず、夕方頃に「晩御飯どうする?」と妻に聞かれ、とりあえず船内レストランへ。
本当なら船のグルメを堪能したいところだけど、余裕がなく、流し込むようにカレーを食べました。
まぁでも、結局、吐きました。
酔い止め薬は一応飲んだのですが、究極の船酔いには勝てないことを悟りました。
やっと眠ることが出来たのは23時頃でしょうか。
でも3時間~4時間くらいしか眠れませんでした。
ただ、一度寝たら、だいぶ楽になりました。
ちょうど夜明け前に外部デッキが解放され・・・
↑雲がかかっていましたが、滅多に見られない360度海の朝焼けを見ることが出来ました。
ちょっと感動しました。
↑父島に近づくにつれ、嫁島など小笠原の島々が見えてきました。
テンション上がってきました。
11時10分。
定刻より10分遅れで、父島二見港に到着。
長かった~。きつかった~。(笑)
↑到着すると、たぶん、これは父島くらいかもしれませんが、各お宿の方がプラカードを持ってお迎えに来てました。
父島では、ほぼ殆どの宿が宿泊者を宿まで車で乗せてくれるそうです。
感激ですね。
僕は、この周辺で観光がしたかったので、荷物だけ預かってもらいましたが、そのあと、観光が終わったら、また、わざわざ迎えに来てくれました。
このおもてなし、本当に感激しました。
さて、時間も時間なので、まずはお昼ご飯を食べるため、お店を探しました。
いや~凄いですね。
↑ まさか、コイツを食べるとは・・・。
↑人生で初めての亀料理。(笑)
この後、次の日だったかな。
ホテルの夕食にも亀煮は出てきたのですが、最初に食べたときの亀煮は、ちょっとクセを感じました。
ホテルで食べたときの亀煮は凄く美味しかったのですが、調理に違いがあったのでしょうか。
ホテルの亀煮は味付けは塩だけって言ってましたけどね。
食事が終わって、向かったのは・・・
↑大神山神社という神社。
何でも、船の入港日、出航日だけ宮司がいて御朱印を書いてくれるそうです。
ただ、タイミングが悪く、僕らが行ったとき、ちょうど宮司はお昼休み中でした。
まぁ、御朱印とか集めてないので、参拝だけさせていただきました。
このあと、小笠原ビジターセンターていうところで、小笠原の歴史や動植物、自然、地理について情報を仕入れました。
あらかじめネットとかで、だいぶ勉強してきたつもりでしたが、結構、良い勉強になりました。
父島に来たら、まず、観光の最初に寄ってみるのは良いと思います。
そのあとの観光が、益々、楽しくなると思います。
ちなみに、この小笠原ビジターセンター周辺が島で一番の集落となっていて、メインストリートは、こんな感じ。
コンビニはありません。
生協とスーパー、あとお土産屋さんって感じでしょうか。
ATMはゆうちょ銀行とJAバンク、地元信用金庫くらいでした。
↑なんか随分遠くへ来た感じがしますね。
確かに車のナンバーだけ見れば「品川」なんで、東京って感じですが・・・
↑原付ナンバーを見ると、小笠原を感じます。(笑)
続いて、寄ってみたのが・・・
↑ビジターセンターから歩いて30分ちょっと、只管、坂道を登ってウェザーステーション展望台ってところに行ってみました。
ここはガイドブックにも乗っている場所で父島の代表的な展望台の一つです。
ちょっと雲が多くて、風が強くて、気温的には20度前後らしいのですが体感的には寒かったです。
のんびり、ここからクジラ見物しようと思いましたが、この日は最初に日と言うことで、あまり旅疲れを引っ張らないように、早めにホテルへ帰りました。
つづく・・・