『人はよく絶望するという。
絶望とはなんであるか?
それは、彼の身辺にあまりにする事が多すぎて、
どれから手をつけてよいやらわからなくて、
義務にせめられることである。
これを脱するには、まず手近の一つから果たして
いくがよい。』
- ウィリアム・グラッドストン(イギリスの首相)-
人は、直面した問題や課題が自分には大きすぎる
と感じた時に絶望感を感じてしまいがちです。
しかし、絶望してしまうと、行動が起こせなくなり、
そこから先に進めなくなってしまいます。
そんな時に重要なのは、2つです。
1.絶望という心の状態から抜け出す
2.行動をできるサイズに問題や課題を分解する
まず、絶望という心の状態から抜け出す必要があります。
絶望という感情に圧倒され、体がマヒして動けない
状態から抜け出さなければ、前に進む事は出来ない
からです。
心や感情というのは、自分ではコントロールできないと
思われがちです。
しかし、実は、最もコントロールしやすいものの一つ
なのです。
なぜなら、心や感情というのは、あなたの物の見方や
捉え方、考え方をほんのちょっと変えるだけでも
変化するからです。
体の使い方を変えるだけでも変化します。
気分が落ち込んだ時に、上を見上げたり、
胸を張っててみたり、散歩したり、ジョギングしたり
すれば、心の状態は確実に変わります。
また、同じ大きな問題や課題に直面しても、
『自分がやらないといけない責任や課題』
と捉えるか?
『自分が更なる成長や成功を手に入れるチャンス』
と捉えるかでも心の状態は変わります。
いきなり、超ポジティブになるのは難しいかも
知れません。
でも、重要なのは、行動を起こせる状態にまで
回復する事です。
そして、行動が起こせるくらいまで心が回復したら
次は、実際に行動を起こすステップです。
ただし、問題が大きすぎると、そのサイズに圧倒されて
何をどうやったら良いのかわからないという状態に
戻されてしまいかねません。
だから、その大きな問題を対応可能なサイズに
切り取るのです。
どんなに大きな問題に見えるものも、必ずもっと
小さくて対応可能なサイズに分解できるはずです。
5mの壁を一気に登れと言われても、
『無理だ』
と絶望してしまいますが、そこに階段やハシゴを
かければ、誰でも登れるはずです。
高所恐怖症の人は、ここでも感情のコントロールが
必要になるかもしれませんが(笑)
まあ、冗談はさておき、私達が直面する問題や課題
というのは、どんなに大きな問題に見えても、
おおよその事は対応が可能です。
その問題を、今の自分の能力と知識で一度に
解決しようとすれば、圧倒され、絶望することも
あるでしょうが、絶望の先には何もありません。
しかし、人間は成長するし、科学も進歩するし、
世界も変化します。
一人でできなくても、他の人の助けを借りれば
簡単にできる事もあります。
また、自分が知らないだけで、よりよい知恵が
世の中にはたくさんあるものです。
今の日本や世界には、解決が不可能なように見える
問題がたくさんあります。
でも、それもきっと解決できるはずです。
実際、この夏も多くの地域で電気が足りないと
言われていましたが、みんなが節電して協力する
だけで、大きな問題も無く乗り越える事が出来ました。
もっといろんな知恵を結集し、新たな行動を起こして
行けば、不便な思いをする事無く、安全でクリーンな
エネルギーで生活する事も可能になるはずです。
私達、一人一人の個人の成功も、豊かで幸せな
社会の実現も、絶望やあきらめからは何も生まれません。
日々、行動し、進化しながら理想に向けて進んで
行きましょう。




