- 僕たちは世界を変えることができない。/葉田 甲太
- ¥935
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タイトルに惹かれてつい読んでしまった1冊です。
しかし内容が良かった~!
しかも自費出版で出した1冊という事でメッセージ性も高く
心に響きました!
その内容を紹介します。
ある大学生の
カンボジアに小学校を建てる
あるものがたり。
受験勉強をした。
大学に受かった。
人並み程度に遊び、コンパで酒を飲み、バイトをし、人並み程度に勉強した。
自分の人生、これで良かったのだろうか?
何か人とは違うおもしろいことをやってみたい。
何かこの世界にやらかしてみたい。
何か毎日をドキドキ過ごしていたい。
そんなものを探していた。
150万円でカンボジアに小学校が建つ?!
いつしか僕は大学2年生になっていた。
その日、僕は「IFMSA」という医学サークルの合宿の払い込みで、
渋谷の郵便局にいた。
順番がなかなかまわってこなくて、本当に暇だった。
おもしろそうなものがないか近くを見ていると
ボランティア基金というコーナーが目に入った。
特にやる事もなかったので
とりあえず、パンフレットを取れるだけ取ってきて、それを読んでみる
事にした。
すると、その中に、1つ気になるパンフレットを見つけた。
パンフレットには、およそ学校とは呼べないただの空き地に机を
並べた環境の中、授業を受けるカンボジアの小学生達がうつって
おり、一番大きく次のような言葉が書いてあった。
子供達に屋根のある学校を。
あなたが150万円寄付してくれれば教室が5つ
もある学校が建ちます。
なに?!150万円で小学校できちゃうの?!
だけど、2分後冷静になって、学生の自分に150万円は無理だろう
と思い
そのパンフレットを下においた。
彼女もいないし、バイトも適当だし
サークルなんてまずいほど行っていない。
ゲームセンターに行く気もおきないし、もう家に帰ろう。
郵便局を後にした。
その時僕は池尻に住んでいたので、
渋谷から僕の家までは田園都市線一駅だった。
一駅という時間はなかなか微妙だ。
本を読むには短すぎるし、音楽も一曲聴けるかどうか分からない。
という訳で、渋谷~池尻大橋間、僕は何もせずぼーっとする事にした。
といっても
電車の中で
揺られながら、やっぱり考えてしまうのは
小学校建設の事だった。
中略
なぜ、カンボジアに小学校を建てようと思ったのか?
本当の事を言えば、別に、場所はどこでも良かった。
「カンボジアの小学校に行けない子供たちがかわいそうだから
なんとかしないと!」
とかそんな話だったのではなく
大学で卒業のための単位をとり
バイトして
浴びるほどお酒を飲んで
かわいい女の子とコンパする。
そんな幸せな日々が嫌になった。
そんな幸せな日々が当たり前になっている自分が怖くなった。
一体、自分は何のために大学に入ったのか?
この日々をだらけ呆け、半分フリーターだった学生生活を
変えてくれると信じた。
「僕らの小学校が建つ」
なんだか、意味もなく、めちゃくちゃドキドキした。
これをきっかけに仲間に声をかけ、3人の友人と共に資金を
集め、カンボジアを実際目で見て、それでも小学校を建てようとする
行動力に勇気をもらいました。
そして最後には・・・
約2ヶ月前にカンボジアに行ったばかりなので、少しは分かっている
気持ちでした。
しかしこの本を読んで、もっとできることがあるはずって思いました。
写真も多く読みやすい表現で書かれているので、本が苦手な人でも
大丈夫です!
おすすめですよ!!