こんばんは!DC NETWORK代表の寺田です。

2024年3月9日(土)、帝京大学(東京都板橋区)内でDC NETWORKのイベントを開催しました。

 

 

今回は、大学の中のイベントだったので、事前にSNS等で情報公開しておりませんでした。

対象は、帝京大学内の医療職である教職員と医療職(を目指す)大学院生&学部生でした。

 

帝京大学は、厚生労働省事業である「令和5年度子育て世代の医療職支援事業」に採択されております。

その事業のバックアップを得て、DC NETWORKのダブルケア啓発イベントを開催させて頂きました。

 

ダブルケア月間である、2月。

2月19日より、全学一斉メールでお知らせいただくとともに、学内の電光掲示板でも紹介してくださいました。

 

 

では、早速、当日のイベントの様子をお伝えします。

 

会を開催するにあたり、ご尽力いただきました

帝京大学 

女性医師・研究者支援センター 室長
医学部 医学教育学講座主任教授 

医学教育センター長 

大久保由美子先生よりご挨拶を頂戴いたしました。

 

 

大久保先生のご挨拶では、前述の厚労省事業の一環であることと、

今回のイベントで子育てと介護やダブルケアの理解を深め、学内での交流と支援の促進を期待するお話しをいただきました。

 

 

大久保先生は、第56回日本医学教育学会大会の実行委員長を務められます。

今年の8月9日・10日に帝京大学で開催されます。

 

 

DC NETWORKメンバーも本学会にワークショップで採択されております。

是非とも学会への参加もご検討ください。

 

 

プログラムに入ります。

最初は、DC NETWORK代表 寺田のダブルケアミニ講座。

 

 

10分ほどのコンパクトな内容にまとめました。

 

時間に限りがあったため、ダブルケアの定義、ダブルケアの背景、ダブルケアの課題を説明し、

DC NETWORKの紹介も行いました。

 

 

イベントは、土曜日のお昼12時半~開始。

前半の講義は、ランチョンセミナーのような形でお弁当をいただきながら聞いていただきました。

 

続きまして、メインの講話である、

DC NETWORK産業保健チームメンバー 紅谷さんのダブルケアと仕事の両立のお話。

 

 

今回のイベントは、DC NETWORK 産業保健チームの主催で行われました。

 

紅谷さんの体験談や支援に関する情報提供に

熱心にメモを取る参加者の姿も多くみられました。

 

参加者の皆様もお弁当を食べ終わる頃、

交流会の時間になりました。

 

 

受付時お伝えした5つのグループに分かれて座っていただきまして、

そのまま交流会を開始。

大久保先生には、ラウンドしていただきました。

 

 

交流会、話が尽きませんでした。

どのグループも話が止まらない、止まらない!!!

 

 

Aグループは、司会・進行も務めましたDC NETWORK 産業保健チームの磨田さんが担当。

 

 

Bグループは、DC NETWORK代表の寺田が担当。

 

 

Cグループは、DC NETWORK ヤングケアラーチームの若松さんが担当。

 

 

Dグループは、DC NETWORK 認知症チームの生天目さんが担当。

 

 

Eグループは、DC NETWORK 産業保健チームの紅谷さんが担当しました。

 

 

交流会は、あっという間に時間が過ぎまして、

各グループの代表の方に発表していただきました。

 

様々な立場の方が参加しておりましたが、

ご自身がダブルケアラーだったと話を聞いて始めて気づいた、というご意見もありました。

 

医療職として関わる患者様のご家族で思い当たる方が多くいることに気づいた、というご意見や、

ダブルケアラーが身近にいるので、DC NETWORKを紹介したいというお言葉もいただきました。

 

あっという間に1時間が過ぎ、イベントは一旦終了となりましたが、

その後もダブルケアに関する話は尽きず、更に交流を希望する方が多く部屋に残りまして、

皆さんが退出されたのは14時15分頃になりました。

 

参加者の皆様は、医療の現場で出会う方々がダブルケアラーであることも多いばかりではなく、

医療職である自分自身もダブルケアラーであることや元ダブルケアラーであったこと、これからダブルケアラーになる可能性が高いことにも気づかされる機会となったようです。

 

とにかく話が尽きず、新しい繋がりも生まれ、

「ダブルケアはマグネット」という言葉がピッタリの会になりました。

 

開催にあたりご尽力くださいました大久保由美子先生、

帝京大学 女性医師・研究者支援センター スタッフの皆様、

帝京大学教務課・総務課 ご担当者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

そして、お忙しい中、ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

また講座を開催してください!というお言葉もいただき励みになりました。

ダブルケアに関する理解を深めていただき、関心を寄せてくださったこと、とても嬉しく思います。

 

引き続きDC NETWORKをよろしくお願いいたします。