今週の京都メーンは、クラシックにつながる「第51回きさらぎ賞」(2月6日、GIII、芝1800メートル)だ。注目は1月9日のシンザン記念(2着)に続き、今年2度目の登場となるオルフェーヴル。GI馬ドリームジャーニーの全弟が重賞初Vを目指す。
オルフェーヴルはGI3勝ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯FS)の全弟という、池江寿厩舎の次代のエース候補。父ステイゴールド譲りの気
性の荒さを見せながら1戦1戦ハラハラさせるレースが続くが、前走・シンザン記念では出遅れながら3F33秒5の末脚を発揮し2着と素質の高さを改めて証
明した。
「2走前の京王杯2歳Sは惨敗(1番人気10着)したが、兄も左回りは得意ではないし、そういう面が出たんだと思う。レースで
はこの血統特有の難しさを出してしまい、前走にしても幼さが残っていたけど、素質は兄と遜色ないです」と池江寿調教師。26日は坂路で4F51秒9、ラス
ト1F12秒3をマークして態勢は万全。この先は当然、左回り・東京のダービーよりも兄が得意としている中山の皐月賞(4月17日、GI、芝2000メー
トル)が目標となるはずで、この辺りで箔をつけておきたい。
ウインバリアシオンは前走・ラジオNIKKEI杯2歳Sで4着。道中で少し
引っ掛かったうえ、終始外々を回らされるロスも響いたが、勝ったダノンバラードには0秒1しか離されなかった。「前走は行きたがったからね。今回も折り合
いがカギだろう。スムーズなレースができれば力はある。状態面も、あとひと追いでちょうどいい仕上がりになるだろう」と松永昌調教師。新馬→野路菊Sと連
勝したのはどちらも1800メートル戦で、巻き返しがあっていい。
ラジオNIKKEI杯2歳Sで3着だったコティリオン、500万下で3着続きながらセンスの高さを感じさせるディープインパクト産駒のトーセンラー、人気薄の京都2歳Sでアッと言わせたマーベラスカイザーなど逆転候補も個性派ぞろいだ。