- そして彼女の背に跨っていたのが岩元市三騎手。
- 花屋の奉公から競馬の道へ入った彼は、10代デビューが当たり前の騎手の世界にあって27歳でデビューした苦労人だった。
- 岩元とラフォンテースは2度ほど天国と地獄を行き来している。
- 土付かずの5連勝を飾った3歳戦(現2歳)を終えて、来年の桜花賞はこのコンビで決まりというのが自他ともに認める評価だった。
- ところが肝心の4歳クラシック シーズンを前に、ラフォンテースは脚部不安に襲われてしまった。
- レースに出走できないほど重くもなく、かといって万全の態勢がとれるほど軽くもない。
- そんな不十分な状態のままに、いたずらに敗戦を重ねる。故障が癒えた後もスランプは続き、気が付けば15連敗を喫していた。
続く