お馬さんの深良い話し パート16 | 元飼育員の競馬大好きな元JKによるお馬さん大好きブログ

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小さい頃から馬が好きでずっとジョッキーになりたかったんですけど、その夢はいとも簡単に叶わず、諦めて今は某飼育員をしています★競馬のことを中心に色々書いて行ければと思っています★よろしくお願いします!

第60回日本ダービー

それまで、数々のタイトルを手中に収めてきたベテランジョッキー「柴田政人」
彼がまだ勝っていないレース「日本ダービー」

とあるイベントで(ダービーをまだ勝っていない頃の話)
「この馬でダービーを勝ったら騎手をやめてもいい覚悟で乗ります」
と言った、柴田政人。彼なりのリップサービスのつもりだったのだが、いつしか「ダービーを勝ったら騎手をやめる」
と言葉が一人歩きしていきました。それほど、柴田はダービーを勝ちたかったし、勝てなかった…

そして、時日は過ぎ最大のチャンスが訪れた。
第60回日本ダービー。
前走の皐月賞は4着に破れたものの、レース内容はダービーを意識したものだったといわれています。
皇太子ご成婚記念と銘うたれたレース。運命のゲートが開きます。
終始、中段の内側を走っていたウイニングチケット。
そして、今でも語り継がれる運命の第四コーナー…
前を走っていたドージマムテキが荒れた内側を嫌って外へ進路を変えていった…
ウイニングチケットの前には、ぽっかりと開いた…
堅く閉ざされていたかに見えた馬の壁が開いたのだ…
この絶好機を見逃すわけにはいかなかった。早仕掛けは分かっていたが、柴田は追った。
追ってくるのは、ライバルのビワハヤヒデとナリタタイシン。
3頭がひとかたまりになってゴールへ駆け込んだが、ウインニグチケットは2着のビワハヤヒデより半馬身前にいた…
ついに柴田政人はダービーを勝ったのだ。
ゴールの瞬間、アナウンサーはこう絶叫した。
「勝ったのは柴田政人とウイニングチケット」
そして、柴田政人のインダビュー
「私が第60回ダービーを勝った柴田です、といいたい。」

その後、ウイニングチケットはGⅡ京都新聞杯を勝つものの、翌年秋の天皇賞で故障。引退
柴田政人騎手も落馬による負傷で引退。

柴田政人にダービーを勝たせるために生まれてきた馬。ウイニングチケット。