4月4日(金)に2013年度第3回懇親会が開催されました。幹事として、この1年を総括して、ご報告します。

今回は、ジョージタウン大学ローセンターのVisiting Scholarに着任された学者、DCの有名法律事務所にてLLM終了後の研修をされている方、DCの知的財産を専門とする法律事務所に勤務する日・米の弁護士のほか、アメリカン大学、ジョージワシントン大学及びジョージタウン大学ロースクールのJD生(3名)にも参加いただきました。3月末でDCを離れてしまった法曹会メンバーがいたものの、新たな参加者によって、29名の新鮮で活発な雰囲気の会となりました。

改めて、DC法曹会のメンバーを概観しますと、過半数はジョージタウン大学、ジョージワシントン大学及びアメリカン大学のロースクールに、LLM生又はVisiting Researcherとして在籍する留学者です。これら留学者の出身は、(多い順に)日本の法律事務所、企業法務部、裁判所、省庁及び検察です。ロースクールにVisiting Scholarとして在籍する日本の学者の方もおられます。また、DC又はそれ以外のロースクールでLLMを取得し、DCの法律事務所で研修する弁護士もおられます。

以上の方々が全体の約3分の2を占め、基本的に滞在期間が1年であることから、法曹会のメンバーは毎年大きく入れ替わります。

これに対し、DCの公的機関又は法律事務所に勤務する方、日本の官公庁から出向中の方、米国弁護士として働かれることを目指すロースクールのJD生(日本及び米国籍)がいらっしゃいます。これらの方の多くは、2年又はそれ以上の長期間、DCに滞在しています。

職業等を捨象して、勉強又は仕事において主に関与する法律分野を分けると、知的財産法、独占禁止法、憲法、会社法、証券取引法、金融法、通商法など、多岐にわたります。その中では、知的財産法と独占禁止法に関与される方が比較的多いと思います。

長くなりましたが、以上のような面々が集まったのが今回の懇親会でした。

定番の中華料理屋で開催され、集合時間前からすでに会は盛り上がりを見せていました。最後も、閉店の準備をする店長の視線を感じながら、話(飲み)足りない様子で店を後にする方々が目立ちました。私も昨年夏にDCに来たときは、全く知り合いがおりませんでしたが、この会を通じて多くの法曹関係者とお話させていただき、刺激を受けました。

1年間、合計3回の幹事をさせていただき、どうもありがとうございました。
今後もこの貴重な集まりが継続していくことを願っております。

2013年度幹事 KU