昨年、たまたまアメリカの白くま保護関係の法律に関して知る機会があた時にこの記事を書きかけていました。


白熊保護の話を聞いて、くじらと似ていると思いました。かなり大雑把に説明すると、アラスカの白くまはendangeredではないですが、threatenedに指定されているそうです。白くまの狩猟は制限されています。それに対して、アラスカは不満を持っていて、争ってきました。また、Safari Club Internationalという狩猟の存続と自然保護を目的とする団体が訴訟を起こしています。SCIは、白くまは近年数が増えているし、信頼できる科学的根拠に基づけばthreatenedな種にはあたらないので、一部制限を解除すべきだと主張しているようです。


可愛い(?)動物を殺していいんだと主張することは、非常に難しいです。可愛い白子ぐまの写真なんか見せられて、温暖化(諸悪の根源?!)で白くまの生息地も減っているし、白くまを守ろう、なんて言われてたら、そう思うものでしょう。あんまり理性的に対応できない人とは話をしないほうがいいでしょう。理性的に対応できる人になら、反対側の意見を理解(賛成ではなく、言い負かすのでもなくーそんなの無理ですから)してもらえるように話をするのも可能です。一部の人たちに、「この人たちの言うことも一理はある」と思わせることならできると思います。準備しておきたい方は日本捕鯨協会のホームページを見ておきましょう。(捕鯨反対の人も、あんまり仁も日本の捕鯨が誤解されて悪く言われていると、誤解を正したくなりませんか?)


まず、一般の人は日本がendangeredなクジラを捕っていると思っていたりします。はじめに、日本はそういうクジラは捕っていないことを明らかにする必要があります。(続く。そのうち。。)