( ੭ ˙࿁˙ )੭ ᐝ 星 子 さ ん . 。○ AAA story -3ページ目

( ੭ ˙࿁˙ )੭ ᐝ 星 子 さ ん . 。○ AAA story

AAA さんのお話をかいております。













Mitsuhiro side .





初めて会った時は、


“小さい子だな” って思った。






そして、伊藤千晃といえば

笑顔。





そういうイメージ。


でも、そうじゃなくて笑顔の裏には
色んなもん抱えてた姿を見て、
守りたいって思った。


それと同時に、好きだと思い知った。






そんなことに気付いた頃には、
千晃の隣には西島がいたんだけども。





楽屋で一人ボーッとしてる千晃が
見えて、思わずそばへと行く俺。






「…千晃」


「あ、だっちゃん…」




眉を八の字にさせて弱気な声を出す
千晃さえも、愛しい。






でも、困る姿は見たくないのがホンネ。





「なんか、あった?」




自分でもわかる位の作り笑いを
貼り付けるのは、もう慣れた。





「…だっちゃん。何かあったとか、
よく気付いたね」





当たり前だろ。




( いつだって千晃のこと見てるんだから )




そんなこと、死んでも言えないけど。
 










「にっしーと喧嘩しちゃった」




やっぱり、な。


西島もさっきスタジオで頭抱えてたから
どうせ千晃のことだろって思ったけど。




「…アイツ…、にっしま悲しそうな
顔してたよ。多分俺が悪かったって
自己嫌悪に陥ってるんじゃね?」





にっしまは誰よりも千晃のことを
タイセツに想ってるから、尚更。





「んー…そうかな?」




「う、ん」





ホントは、一緒に笑いあう姿なんて
もう見たくない位限界きてて

正直、クルシイ。






_______ それ程、キミが好き。





「またいつもみたいに、
嫉妬じゃないの?(笑)」



「…さすが、日高さん。当たってる」





いつものことなのに、クルシイ。
 










「まあ、にっしまの気持ちも…
分からなくもないけど」




こんなに、無防備な子はホント
放っておけない。



手放したらどこかへ行ってしまいそうな、


そんな感じだから。




「もう…だっちゃんはにっしー
大好きなんだから」





違うよ、千晃。



俺がスキなのは間違いなくお前だから。





「でも、反対の立場で考えてやってよ」



「…え?」



「もし、西島が他の女と仲良く
喋ってたらどう思う?」



「ヤダッ!」





ほら、答えなんて簡単に出るんじゃん。



そんな答えに少しでも傷付いてないって
いったら、ウソになるけど。





「にっしまも、千晃と同じだよ」



「…あ」













「だから、仲直りしろって」




そっと、背中を押す。





これが俺なりのタイセツの仕方だから。





自分の気持ちを隠してでも
千晃のそばに居たいんだよ。



…にっしま、それだけは許せ。




( イチバンになりたいなんて、
言わねえから、さ )







「…千晃っ!」




ギィィ…と鳴るドアの音なんて気にもせずに
俺たちがいる楽屋に入ってきたのは、



想像通り、西島で。





途端に、泣きそうになる千晃。






いや、正直なところ西島も泣きそうだけど


必死にソレを隠そうとしてる感じ。






「…千晃…っ」




( 行ってこい、にっしまんとこ ) 


そう言う前に、弾かれたように
西島の元へと駆け寄る千晃は





泣けそうになるくらい綺麗で、




目が離せなかった。





スキだよ、キミが 。

彼奴の隣にいるキミが一番キミらしい。