入社から1ヵ月半。
3社目の派遣先紹介の連絡がありました。
前回の2社目から約2週間空きました。
配属先が決まらない待機中のたっぷりある時間の中で
図書館で借りたものや購入して読んだ物を含め
20冊以上の啓発本を読むうちに
やりたい事
自分の信念
を見つけ始めた僕は
この配属先がだめだったらこの派遣エンジニアを辞め
改めてやりたい事への転職を決意しました。
三度目の正直なるか
というところです。
-------------------------------------
紹介を受けたところは
1社目と若干似ている
ガラスの工場です。
しかし
1社目と違い
腰に負担がかかるような作業系ではなく
ガラスを加工する機械を操作したり評価したり
といった
ザ・機械エンジニアな職務内容です。
そして扱うガラスは
車のリアガラスやサイドガラスです。
海老名からバスで40分ほどの比較的田舎に位置する所にあり
当初は嫌っていた夜勤もあるローテーションシフト制です。
以前なら夜勤がある時点で間違いなく拒否対象でしたが
映像制作がしたいという前提が作られた今の僕にとって
平日の昼間に転職活動ができる絶好の環境です。
最初から転職する気で就業するとは
世の中なめんな
と思われそうですが
そう思っているヤツにはそう思わせとけばいいです。
僕が生きるのは僕の決めた人生であり
何も自分の置かれた職務を疎かにしようなんて思っていません。
転職する気で入ってくるとかやる気あるの
と言われようものなら真っ向勝負です。
そのくらいの強気でいこうと思っていました。
------------------------------------
当日は
本厚木駅に集合し
僕と同じ派遣予定者2名と営業担当と合流し
工場へ向かいました。
面談では
実際にこう質問されました。
「前職が映像系(営業ですが)という事だけど
映像系に戻りたい気持ちはあるの?」
以前の僕なら
ありませんと答えましたが
待ってましたと言わんばかりに
「あります。」
と答えました。
面接担当者の方は真剣に頷いていました。
普段の面接系は
恐る恐る返答していた僕ですが(少なくとも客観的に見て)
今日は堂々と答えていたと思います。
面談が終わり
実際の工場の中を見学し
プログラムは終了しました。
長く続けるつもりはないと間接的に
はっきりと伝えたので
ここも決まらず終了だと思いました。
悔いはありませんし
堂々とできたことに対して清々しさを感じました。
-----------------------------------
それから
担当者の上司との顔合わせとやらで
厚木支店のオフィスへ向かいました。
そこでなんと
先方からはこっちがやる気なら受け入れOKとの事だと言われ
正直面食らいました。
堂々とした態度が良かったのでしょうか。
僕は改めて
映像の仕事をしたい事を告げますが
2年くらいは頑張れる?
と言われ
これ以上苦痛の待機期間が続くなら
ここでOKしようと思いました。
当然他にやりたい事が定まっているのに
2年もダラダラ仕事するわけはありません。
口では2年は続けると言いましたが
実際はもっと早く動こうと思います。
平日の昼間に休みが取れる絶好の環境です。
こうして
長い長い待機期間が終わりを告げました。
地元の会社の1ヶ月間お試しアルバイトを終えて
東京への転職を視野に入れたのが1月。
あれから約半年が経ちました。