ついに入社から1ヶ月。
何の音沙汰もなく
一度
「そろそろ派遣先紹介して下さい」
と半ギレで担当営業に電話したところ
必死に探しているとの事でした。
基本給だけではあっても
給与が発生している事には変わりないので
会社が怠けている事はないと思っていましたが
分からない事に関する問い合わせで電話に出た社員が
やる気のなさそうな声で対応してきて事や
1日経っても折り返しの電話が来ない事
等々に腹を立てていて
それに派遣先がこれで3ヶ月も決まらない事が相まって
怒りの日々が続いていました。
そんな中
3月下旬以来2ヶ月ぶりに配属先面談の紹介が来ました。
やっとです。
場所は神奈川県の寒川。
塗料を扱う企業で
業務内容は色覚評価。
現場からあがってきた製品が
サンプルの色と違っていないかチェックする仕事だそう。
待ちくたびれていましたし
大学時代に住んでいた神奈川県という事もあり
ここで決めるつもりで面談に望みました。
----------------------------------------
平塚のオフィスで担当営業から説明を受け
車で寒川の塗料工場へと向かいました。
工場勤務なんて嫌だと1社目の配属先面談で散々思いましたが
業務は工場の中ではなく
色覚評価専用のクリーンルームという部屋で行うらしいので
自分の中では合格点の派遣先でした。
面談も1社目よりはよっぽど手ごたえがあり
ここで決まりかと思いました。
寒川は茅ヶ崎のすぐそばなので
住むとしたら茅ヶ崎あたりかなと考えました。
この会社の派遣社員は
僕のように遠方から引っ越す場合
寮制度に従って家賃が半分会社負担です。
住む分にもなかなか良い場所なので
とりあえずこれで決まって
ようやく社会人の2ndステージに立てると思いました。
----------------------------------------
次の日の午前には
担当営業から結果の電話がかかってきました。
結果は
まさかの
受け入れられない
との事。
意味がよく分かりませんでした。
担当営業いわく
面談の内容が悪かったとかではなく
先方の状況が変わり
派遣を受け入れるのをやめたと。
という説明を聞いても
はっきり意味が分かりませんでした。
なぜ
昨日の今日でそんなに状況が変わるのか。
会社に入るよりも
働き始める方が困難な正社員が
果たして日本に僕の他に何人いるでしょう。