感謝したい人がいます。
それは
去年のお盆前
会社が嫌で辞めたくて仕方なくて
長野に帰ってきたら
どんな仕事があるのだろうと
帰省中に仕事探しに行ったハローワークにて
既卒の僕を担当してくれた
職員のSさん。
それから半年近くお世話になった事になります。
家からチャリで20分の所にある
ハローワークに行って
Sさんに会う事で
転職活動のモチベーションを保ちました。
心が折れそうになった時も
Sさんに笑顔で励まされると
何とかなると思えました。
「恋愛と一緒でタイミングなんだよ。」
Sさん流の言葉で背中を押してくれました。
評判の良くない会社の求人票を持っていくと
お勧めしないと止めてくれました。
しばらくハローワークに行かないと
「その後どう？」
と心配して電話をくれました。
最後にどっちの会社に行こうか
贅沢な二択をしている時は
一押しの言葉をかけてくれました。
そして二択で迷っていた片方の会社
シニア向けのキャリアコンサルタントのベンチャーは
Sさんに憧れて応募しました。
Sさんは
ハローワークに勤める以前は
民間企業の人事をやっていたそうです。
今まで
2000人を超える人の採用活動に携わっていたそうです。
2000人の人生の分かれ道を請け負ってきたのです。
その事を聞いたときに
とてもカッコいいと思いました。
その時カッコいいと思った事を
ベンチャー企業の面接で話したところ
面接をしてくれた若手社長は頷いていました。
結局その会社は蹴ったのですが。
いずれにせよ
Sさんのお陰で
腐ることなく無事に第二のスタートラインを探すことができました。
ドラマや世間のイメージで
ハローワークの職員は
なんとなく暗く事務的なイメージもありましたが
Sさんは間違いなく例外でした。
良い人に巡り合えて本当に良かったです。
