1月の終わり。
初めて転職サイト経由で
会社の求人に応募しました。
少し前から気にはなっていた職種の
CAD事務の仕事です。
仮想建築ソフトを使って
モデリングや設計をする仕事というイメージです。
その会社の名前は
以前にも他の媒体経由で知っていました。
給料がかなり高い印象を受けていました。
とにかくCAD事務という職種に惹かれた事
そして久しぶり(約2ヶ月ぶり)の面接という事で
とりあえず受けてみよう
というノリでした。
全国的に拠点があり
地元の長野にもありました。
僕は
東京都を希望勤務地に選択しました。
ただ
僕はこの時
重大な誤りをおかしたのです。
-----------------------------
転職サイトにアップした僕の経歴書は
当然のように通過しました。
電話がかかってきて
面接に進む事になりました。
面接は
希望地の東京ではなく
人事担当が出張で飛び回っており
長野でもやってくれるという事なので
長野の営業所で面接を受ける事になりました。
手間もお金もかからないのでラッキーでした。
さらに
キャンペーン中とやらで
面接を受けて頂いた方に
Gogleプレイカードを差し上げるとの事でした。
ここで僕は違和感を覚えました。
なぜ面接を受けるだけで
Googleプレイカードなんかくれるのだろうか。
くれると言うから貰いますが
なんとなくブラックの匂いを感じました。
なぜ応募ボタンをポチッとする前に
調べておかなかったのだろうと思いましたが
面接の前日に
会社の評判をネットで調べてみました。
就職サイト各社が提供している
会社の評判のまとめサイト的なものが
ネット上にはたくさん転がっています。
元社員がその会社について
人間関係
福利厚生
成長性
社会貢献度
などを点数や星で評価し
グラフに表されているサイトです。
僕は翌日に受ける会社名で検索をかけ
その会社の評判を調べてみました。
すると案の定
どの評判まとめサイトを見ても
ブラックな感じでした。
今アルバイトしている会社よりも
さらには前いた会社よりも
遥かに評価の点数が低かったのです。
給与面や残業の事に関する悪評が目立ちました。
僕はこの時
こういった評判なども
応募する前にチェックしておくべきだと
身にしみて勉強しました。
------------------------------
もちろん面接はしっかりと受けました。
考えていなかった応募理由も
アドリブをきかせて答えました。
恐らく本気度は伝わっていなかったと思います。
会社の事に関する質問も
多くはしませんでした。
入社する気が無くなっていました。
いくら興味のある職種であっても
前職がネガティブな辞め方だっただけに
評判が悪い会社に進んで入りたいとは思いません。
Googleプレイカードがもらえたし
さらには面接会場には自転車で行ったにも関わらず
1000円の交通費まで貰ったので
応募しておいて失礼ですが
もはやアルバイトに行ったと思って受けました。
採用になった際の断りの文句すら考えました。
規模がそれなりに大きい会社で
ブラックなので恐らく辞めていく人も多いはず。
人材を確保するために
金銭で釣っているようにしか思えません。
大量募集大量採用なのでしょう。
なので面接さえ受ければ
どうせ全員採用するんだろうと思っていました。
しかし
結果は不採用でした。
どんなに大量採用したい会社でも
面接で会社に興味のなさそうな
少なくともそう判断した人材は
さすがに採用はしないのでしょう。
絶対採用通知は来るだろうと
驕り高ぶっていた自分が恥ずかしくなりました。
結果的に
ブラックだとわかっている会社への道は
向こうから絶たれたので良かったです。
次からは
会社の評判もチェックした上で
応募しようと思います。
