前回に引き続き、リールのオーバーホールに必要な道具類を紹介していこうと思います💡
まずは、必ず必要な物を紹介していこうと思います💡
①ドライバー各種
リールの分解作業においてドライバーは必需品です!
プラスドライバーは#1と#0の2種類
マイナスドライバーは幅3.5㎜と幅5.5㎜のものがあれば、大抵いけると思われます💡
シマノベイトリールでいうと、ボディーに使われているプラスネジにはヘッドサイズが#0のもの💡
ハンドルノブのネジや、#0のプラスドライバーでは固くて舐めてしまいそうな場合にはヘッドサイズが#1のものを使い分けて使用しています👍
カルカッタコンクエスト等、一部のマイナスネジが使用されている機種にはマイナスドライバーの幅3.5㎜のものを使用しています💡
ちなみにカルコンを分解する際に、ドライバーの軸とボディーが干渉して傷が入りやすいので、マイナスドライバーの3.5㎜幅のものにはマスキングテープで養生してあります👍
ウォームシャフトのキャップなんかには幅5.5㎜のマイナスドライバーを使っていますが、もう少し大きいものやコインドライバーでもいいかもしれません💦
使いものにならなかった100均の精密ドライバーですが、マイナスの一番小さな番手はEリングの取り外しに使っています👏
また、機種によっては特殊ネジが使われているので…
トルクスビットや六角ビットが入っているドライバーセットなんかがあると便利です💡
出来れば単体のドライバーの方がいいと思いますが、一本ずつ揃えるのはお金がかかるので…😅
六角レンチも機種によっては必要です💡
私の場合、使用頻度の高いプラスドライバーやマイナスドライバーだけ単体の物で揃え、他はセットの物を使用しているといった感じです💡
メガネレンチやスパナの10㎜と12㎜があれば大抵はいけます💡
アンタレスやカルコンをお持ちの方は、ハンドルナット用に10㎜のソケットレンチを購入するか、アンタレス用の特殊レンチをシマノから取り寄せる必要があります💦
私的にはソケットレンチが使いやすくて、アンタレスやカルコンのハンドルナットの明け閉めに重宝しています✨
スプールベアリングの取り外しを行う際には、必ず準備しておくべきだと思います💡
私はヘッジホッグスタジオのリムーバーとアルファスSVTWの購入に伴い、SLPワークスのリムーバーも購入しました👍
SLPワークスのリムーバー…税込4000円するので高いです😢💴
ダイワベイトリールをお使いの方はSLPワークスの物を購入しましょう💡
④パーツクリーナー
古くなったグリスやオイルの洗浄には必需品です💪
ホームセンターで売っている速乾性の安いやつでも十分で、樹脂類もOKのものが無難かなと思います💡
私は金属パーツには樹脂類には使えない、安価なパーツクリーナー
樹脂類にはKUREのプラスチックセーフというものを使い分けています💡
ボディーや部品の拭き上げにキムワイプやキッチンペーパーが必要です💡
ティッシュは細かな埃が出るのでNG❌
綿棒は細かな部分の清掃に👍
⑥グリス・オイル
脱脂後の各パーツに注油する際に必要となります💡
これはメーカー純正品でも構わないですし、拘りたい方は社外品でもOKですが、社外品はメーカー保証が効かなくなる可能性があるので注意して下さい🙇
私は各パーツ毎にBOREDのオイルとグリスを使い分け、ベイトリールのドラググリスはBOREDグリスのDELTA、スピニングリールのドラグにはBOREDグリスのTHETAかIOSのシロクマを気分で使い分けています💡
写真にも写っていますが、よく釣具屋さんで見かけるメーカー純正品のスプレー缶グリスは粘性が低めなので、メインギアのグリスとして使うと巻きは軽くなるもののノイジーにもなりますし、耐久性もどうなのかな…といったところです💦
気になる方は各メーカーがメインギアに使用しているグリスを調べて、取り寄せるか社外品の粘性と耐久性が高いグリスを購入された方が良いと思います👍
続いて、必ず必要ではないが、あるとかなり便利&時間短縮になる道具達💡
①平筆、歯ブラシ
平筆は各パーツへのグリス塗布に便利です👏
歯ブラシは使い古しのもので構いません💡
私はブラシが柔らか目のものを使っています👍
ギア関係やボディーの細かな部分の洗浄作業で役立ちます✨
②ピンセット
細かな部品を掴むのに便利です💡
100均のものは使いにくかったので、私はHOZANの先曲がりのものを購入しました👍
Eリングの取り付けに役立ちます💡
先曲がりで、内側がギザギザではなくフラットな物も使用する事で、傷付きにくくなります👍
④ベアリングチェッカー・ハンドルキャップリムーバー・タミヤEリングセッター
ベアリングチェッカーは、ベアリングの点検や洗浄、注油時に使います💡
ハンドルキャップリムーバーは、ハンドルノブのキャップ脱着は勿論、ベアリングの取り外しにも使えるのでめちゃくちゃ便利ですし、これがあると作業効率がかなり上がります😁
タミヤのEリングセッターは2㎜のEリングの脱着が容易になりますが、狭いスペースに入らない事もあり、出番が少ないです💦
こちらを導入してから、ベアリングの洗浄時間が短縮され、非常に楽になりました✨
ベアリングへのグリスの圧入も出来ます👍
⑥ねじ緩み止め剤
ヘッジホッグスタジオでとあるものと一緒に購入💴
個体によってはネジの締め付けトルクで巻き感に影響を及ぼすので、あった方がいいかもしれません💡
私のカルコンDCはボディーのネジを緩めに締めないと、ハンドル回転中に一定の箇所で巻きが重たくなるので、次回のオーバーホールから緩み止め剤でネジが緩んで脱落しないようにします💡
また、ハンドルノブのネジも締め付け過ぎるとノブの回転が悪くなるので、緩み止め剤でネジが緩まない様にした方がいいと思います👍
以上、長くなりましたがオーバーホールに必要な道具の紹介でした🙇