今週もお疲れ様です!!
今回はベイトリールの日常メンテナンスを書いていこうと思います👍
たぶん、殆どの方は同じ様なメンテナンスをされているかと思うのですが、あくまでも私個人のやり方ですのでご参考程度にお願いします🙇

まずはメンテナンスをするリールと必要な道具を用意💡


今回はカルコンをメンテナンスします💡
あとは、ウォームシャフトへ注す低粘度グリスとスプールベアリングへ注す低粘度オイルが必要です💡
ケミカル系に興味の無い方や、初めてメンテナンスをされる方はメーカー純正のオイルとグリスで十分かと思います👍
自分の場合、社外オイルやグリスを使用する場合には一度オーバーホールを行い、既製オイル・グリスを綺麗に洗浄後、社外オイル・グリスを入れる様にしています⚠️


個人的にはリールのボディーが汚れているのが嫌なのでボディー拭き取り用のウエットティッシュと、細かい部分を掃除するのに便利な綿棒👍
大人用と赤ちゃん用の2種類有れば尚便利です💡


あとはキムワイプ💡無い方はキッチンペーパーでもOKです👍
くれぐれもティッシュは細かな埃が出てベアリング等に悪影響を及ぼす可能性があるのでNGでお願いします🚫


まずはスプールを外して拭き掃除💡
ボディーやレベルワインダー、スプールシャフト…


ピニオンギアのクラッチピンがおさまる部分も綿棒で拭き取ります💡
メンテ不足の場合、この箇所とスプールシャフトを拭き取ると真っ黒な汚れが拭き取れます💡


SVSのブレーキパイプも綿棒でささっと古いオイルを拭き取ります


ウォームシャフトの汚れと古いグリスも綿棒で掃除します👍
ウォームシャフトにあまりにも汚れや異物が入り込んでいる場合にはオーバーホールするのが無難かなと思います💦

ちなみにメンテナンスでの注油作業はベアリング類に重点を置きがちですが、唯一外部に露出した機構であるウォームシャフトは非常に過酷な条件下にさらされている為に、実はここが一番メンテナンスが必要な箇所だったりするらしいです💡

続いて、注油作業にうつります👏



上記2箇所のスプールベアリングへ極少量の低粘度オイルを注します💉
オイルはベアリングの金属面の保護の役目となりますが、回転の抵抗にも繋がるのでくれぐれも注し過ぎには注意です👐


カルコンDCはメカニカルキャップを外したら見える、このベアリングがスプールベアリングになります💡
※追記:オーバーホールの記事でも触れましたが、メカニカルブレーキキャップを外した際に見えるベアリングはスプールベアリングの機種と、ピニオンギアを支持するベアリングの機種の2パターンがあります。
見分け方として、20カルコンDCの様にスプールにベアリングが付いていない機種はメカニカル部にスプールベアリングが入っている為、メカニカルキャップを外し、オイルの注油が必要となります。
21カルコンの様にスプールにベアリングが付いているモデルは、ピニオンギアを支持するベアリングとなっています。その場合、ベアリングにはグリスが注油されているので、日常メンテナンスでの注油は不要です。
それでも分からない方は、取扱い説明書に注油箇所が記載されているので、そちらで判断して下さい。


DCユニット内にもスプールベアリングが入っていますが、ここはシールドがされている為、DCユニットを取り外してから注油するのがベターかと思います💦
自分の場合は普段は注油せず、オーバーホール時にベアリングを洗浄し、低粘度オイルを注油しています💡 

DCユニットを取り外すと、保証がきかなくなるかもしれないので不安な方はここはスルーするし、メーカーにオーバーホールを依頼するのがベターかと思います💦



スプールシャフトにも軽く低粘度オイルを注します💉


同じく低粘度オイルを綿棒に付け、SVSのブレーキパイプに薄く塗布します💡


最後にウォームシャフトへ低粘度グリスを塗ります👍
自分は日常メンテなら綿棒に少量付けて塗ってます💡

あと、ハンドルノブベアリングへの注油ですが、これもオーバーホール時に行う程度で日常メンテでは行っていません⚠️
純正状態だとグリスが注されているので、日常メンテでオイルの注油は行わなくて良いかと思います💡


注油作業が終わったら、スプールを組んで元の状態に戻し空回しを行い、オイルとグリスを馴染ませて終了です😊👍

ちなみに、自分の日常メンテの頻度ですが、以前は3~5釣行に1回メンテしてやってましたが、最近はぶっちゃけ適当です(笑)
気をつけているのはウォームシャフトくらいでスプールベアリングへの注油はBOREDのオイルを使い出してから以前より頻度が落ちています💡
あと、ボディーの清掃は汚れたな~と思ったら行うって感じです😊👍

流石に半年や1年もノーメンテとかはしないですが、最近遠投しまくってスプールを高回転でよく回したなぁ~とか、時間が空いたからそろそろやっとくかな~と思い立った時にする程度です🙇
逆に中古のリールなんかを見ていると、ベアリングへの過度な注油が目立つ個体なんかもありますし、注油のし過ぎはかえってスプール性能の低下にも繋がるので、何事も「良い加減」で抑えておくのがいいかと思います🙇
ちなみにシールドタイプのベアリングに比べ、オープンタイプのベアリングは多少注油頻度が上がります👍

それに比べウォームシャフトは細かなゴミが付着していたり、繰り返しのキャストや雨なんかでウォームシャフト内へ水が侵入し、グリスが乳化している際にはかならずメンテする様に自分はしています🙇

要は、何故日常メンテナンスが必要なのかと言うと、油分を切らさない事で、金属面をしっかりと保護してやる!
不具合の要因となり得るゴミや異物を定期的に取り除く!
って事です😁👍



今回は私のベイトリールの日常メンテナンスを書いてみましたが、日常メンテナンスをして使用感がめちゃくちゃ変わるか?と言ったら、そんなに変わらないかなというのがぶっちゃけた感想です💦
しかし適切な日常メンテナンスをすれば間違いなくリールの寿命は伸びるので、これを機に日常メンテナンスをされていなかった方はトライしてみてはどうでしょうか👍