各楽曲についてというよりは、
アルバムの全体的な雑感。



聴き終わった時の一言は「隙がない」

これは良くも悪くもメタル要素が強くなり、J-POP要素が前作よりも抑えられているためだと思います。


ヘビーメタルは他の音楽ジャンルに比べたらニッチなマーケットかも知れませんが、
狭い日本のJ-POPマーケットに比べたら大きな「世界的ニッチマーケット」ですから、
ここ2年の海外活動でメタル・ダンス
ユニットとして、楽曲、パフォーマンス共に高い評価を得ている事を考えればメタル要素を強めるマーケティングは当然かも知れません。


前作がJ-POPアイドルをベースにメタル要素を盛り込んだ、ある種のネタ(完成度は凄く高い)に近い作りに対し、今作はパワー
メタル中心のメタル楽曲にJ-POP要素を組み込んだ音楽的なアプローチになっています。

コンセプトは同じでも、アプローチの仕方で全く違うアルバムになっているのはとても面白いと思いました。

まだ二巡ぐらいしか聴いてないので、
聴き込んでみたらまた違う感想を持つかもしれません。


思っていた以上にハードな作りになっていたので、この次は逆にバリバリのJ-POP
アイドルに寄せた企画モノ(きゃりーっぽいもの)なんか持ってくるのも有りかと思いました。
これは完全に個人的な願望ですが(笑)
その振り幅がBABYMETALの魅力でもあると思うので。


限定盤にはメトロック2015のDVDが付いていて、この完成度はハンパなく凄いです!
SU-METALの声のハリとYUI&MOAのダンスのキレは必見!

野外ライブの映像なので、砂ぼこりが舞っていたりして、たまにピンが緩い映像もありますが、神バンドや三人の表情が
他のライブ以上に良く観れるのは良いです。
海外ツアーの成功によって自信に満ち溢れたステージになっていると感じましたし、
BABYMETALの魅力はやっぱりライブなんだと再認識しました。

チケットがなかなか取れないので、
行ったことないけど(笑)


いよいよ、今週末にイギリスのウェンブリーアリーナでのライブ。

今回のアルバム曲にMIKIKOさんがどんな振り付けをするのかも楽しみですね。

新たな伝説の始まりを日本で期待しております!