ennui
僕を見る
君の瞳に映る your life,
夢でもいいんだ
ただ一緒に
いれるなら
far away
振り向いた
その笑顔、迷いはなかった
さよならと
微笑んだ
君には
星が綺麗な夜は
夢で君と踊ろう
空の上に
何があるか
ふたりで見にゆこうよ
僕が君に触れると
消えてなくなりそうで
少し離れて愛を
歌うんだ
no more
泣いている
君なんて見たくはないよ
その涙が
僕の心を
締めつける
trust you
信じないよ
誰かとのうわさ話
駆けめぐる
悲しみが
突き刺さる
星が消えちゃう前に
君と未来を誓おう
どんな時も
病める時も
寄り添って生きようよ
朝がきたなら君が
消えてなくなりそうで
終わらない夜をただ
願うんだ
夢でもいい
君といたい
このすべてを
捧げるから
このリアルに
戻りたくない
このまま永遠に
眠りたい
星が綺麗な夜は
夢で君と踊ろう
空の上に
何があるか
ふたりで見にゆこうよ
僕が君に触れると
消えてなくなりそうで
少し離れて愛を
歌うんだ
ra ra ra・・
届かないね
ra ra ra・・
君に届けと愛を
歌うんだ
Spica Rathon
右
谷西真菜
左
広瀬最愛
2018年の暮れ
huskyのライブを観るために京都を訪れていた
ライブ会場は、新撰組の屯所で知られる壬生寺がある阪急大宮駅の近く
ライブハウスを探して、それらしい角を曲がったところの駐車場で、真っ赤なドレスのお嬢さん方が振付の練習をしているのを見た
そのお嬢さん方を目印のようにライブハウスに入ると、次の出番でそのお嬢さん方が登場した
この楽曲は、その日のステージの一番最後に歌ったもので、いつものように地蔵を決め込むつもりでいた
ところが、真菜さんが拳を高く突き上げて「みんな腕を高く上げてくださ~い」というので、つい僕も右腕を高く上げていた
オッサンになればなるほど、人前で肩より高いところに手を上げることはなくなるものだが、こんなに自然に上がるとは、我ながら意外なことだった
Spica Rathon のステージは歌もメロディも、とにかく鮮やかだ
セクシーな印象の楽曲も多いので、どこかボサノバを聴いている気持ちにもなる
この歌に関して言えば、星空の彼方をゆく宇宙船を思わせる鮮やかさと、澄みわたるような爽やかさが魅力的である
結成以来、いろいろとアクシデントが続いたので、今居る二人も、結構心が折れそうになることもあったはずだ
いつも洒落た鳥打ち帽を被って物販の案内をしてくれていたおさむさんと、修学旅行の引率のように楽しい時間を演出していた
それがまるでドサ回りの旅芸人の一家のように穏やかな雰囲気だったのだが、おさむさんも一線から退かれた今、お嬢さん方は自分たちでグループをプロデュースしていかなければならなくなった
けれども、マグマグ時代から応援してくれているらしいファンの人たちと一緒になって作り上げる空気感が大好きで、可能な限りライブには足を運ぶようにしている
たしかに
セルフ・プロデュースで主催ライブをやるようになってから、めきめきと強くなっている気がする
あなたも
一生懸命、汗と涙を流してがんばっている女の子を感じたいなら、一度 Spica Rathon のステージを観てみないか?
おわり