いい加減な人というとダメな人となってしまうのですが、いい加減な部分が全く無いというのは大問題なんです。

 


いい加減な部分がないと、どうしても完璧を求めてしまうようになるんです。

 

完璧を求めると、ちょっとのことでは自分自身にOKを出さないので、だんだんと苦しくなってくるんです。

 

 

誰だって苦しくなると、ヤル気が無くなり、イヤになるので続かなくなってしまうんです。

 


それに、モノゴトの進みが遅くなってしまうので、やらなければいけないコトがドンドンと増えていき、いっぱいいっぱいになるんです。

 

 

オーバーキャパシティになってしまい、やりたいコトがやらなければいけないコトに変化してしまうなんてことになるんです。

 


また、新しいコトに取り組むときなどは、ヤル気があるので全力で突っ走ってしまうのですが、すぐに力尽きてしまいリタイヤしなければいけない状況になるんです。

 

 

いい加減なコトはしてはいけませんが、いい加減さは持っていないと、自分が苦しくなるだけなんです。

 

 

常に全力で、全てを完璧にこなすことなんて、ムリな話なんです。

 


いい加減さがないと、終わりが見えなくなってしまうんです。

 

ゴールが見えないと、ラストスパートもかけるコトができないんです。

 


普通の人たちは、まっすぐな性格でマジメな人が多いので、どんなことでも完璧を目指してしまうのですが、はじめからハイレベルなところを目指す必要はないんです。


上を目指すのは素晴らしいコトですが、はじめからうまくいくなんてコトは非常に稀なんです。

 

はじめのうちは、少しぐらいレベルを下げて良いんです。

 

 

自分に合格点を出してあげるコトが大事なんです。

 


うまくいった。

 

できた。

 


こうした結果が自信につながり、長続きする秘訣なんです。

 


いい加減な部分、妥協点というと、悪く思う人が多いのですが、そんなことはないんです。

 

自分にダメ出しするよりも、よくやったと褒めてあげるほうが伸びていくんです。

 


いい加減さを取り入れて、自分に優しく接してあげてください。

 


ノビノビとモノゴトに取り組むコトができるので、途中であきらめたりするコトが無くなるので、うまくいかないと感じたり、敗北感を味わうコトがなくなりますよ。