知っているコトが多いからといって、人としての価値が決まるわけではないんです。
また、大人だから、それなりにいい年齢だからといって、何でも知っておかなければいけないワケではないんです。
それなのに、多くの人たちは、
知らないコトがあるのは恥ずかしいコトだ。
こんなふうに思い込んでいるんです。
恥ずかしいコトだと思っていると、知らないコトがあるのを周りの人たちに、気付かれたくない、知られたくない、悟られたくないという思いから、隠してしまうんです。
自分で意識して隠そうとする人。
自分でも気付かない無意識のうちに隠してしまう人。
どっちにしても周りの人たちにはわからないようにごまかしてしまうんです。
こうなると、知らないコトなのに、知っている、わかっているフリをしてしまうんです。
知らないコトがあるのをほったらかしにするのは、自分にとってマイナスにしかならないんです。
知っているフリをしていると、詳しく教えてもらえないんです。
何か頼まれ事をされたときでも、できて当たり前となってしまうんです。
そして、最大のマイナスが自分自身の成長がストップしてしまうコトなんです。
成長がストップしてしまうというコトは、今より悪くなるコトはあっても今以上に良くなるコトはないんです。
せいぜい良くて現状維持なんです。
ほんの些細な思い違いが、悲しい現実をつくってしまうんです。
誰もこんな悲しい結果は望んでいないと思うんです。
でも、ちょっとした違いに気付くコトができなくて、つらく苦しい思いをしている人はたくさんいるんです。
知らないコトはあっても良いんです。
あって当たり前なんです。
何でも知っているから偉いということではないんです。
知らないコトがあるからといってバカにされるコトはないんです。
バカにする人がいるとすれば、人としての器が非常に小さい人だけで、対等にお付き合いできないような人だけなんです。
知ろうと思う気持ちが持てるようにするコトが重要なんです。
知ろうと思う気持ちがある人は、ドンドン成長していくんです。
成長していると、現実の世界がみるみるうちに良くなっていくんです。
知っているフリをしてごまかしていると、意欲が無くなっていき、気持ちが萎えていくんです。
元気がなくなり、無気力になっていくんです。
自分の手で成長をストップさせるようなコトはしてはいけないんです。
知らないコトはあって良いんです。
こんなふうに思うだけで、知ろうとする気持ちが沸いてくるんです。
意欲が出てきて、自分から動き、前に進んでいくコトができるんです。
知らないコトがあるのは恥ずかしいコトでも、悪いコトでもないんです。
知っているフリをしてしまうのがいけないんです。
自分だけでなく周りの人たちにまで迷惑をかけてしまうんです。
人様に迷惑をかけていては、良くなっていくコトなんてないんです。
知らないうちに迷惑をかけているなんてコトがないように注意してくださいね。