今よりも良くなりたい。
自分を変えたい。
人生を良くしたい。
人それぞれ、いろんな理由があると思うのですが、真っ先に取り組むコトが、自分に足りないモノをプラスするというコトなんです。
今、良くないのは、何かが足りないからだ。
こんなふうに決め付けてしまっている人がたくさんいるのですが、『足りない。』というのは、本当の原因ではないんです。
それなのに、一生懸命になって、足りないモノをプラスしていくんです。
足りないモノをプラスしていくというのは、つらく、苦しい、厳しい作業が待っているんです。
自分にとっては、免疫がない、未知の世界で、わからないコトだらけだから、肉体的、精神的の両方で疲れが倍増するんです。
また、学ぶコトがたくさんある上に、何度も繰り返し行って、身に付けていくという作業が必要になるんです。
興味や関心のあるコトだったら、学ぶのは楽しい時間になるのですが、そうでなければ苦痛以外の何物でもないんです。
それに、何度も繰り返して身に付けるといっても好きでもないコトを何度もやり続けるなんてできないんです。
足りないモノをプラスするというのは、口で言うのは簡単ですが、相当ハードルが高いコトなんです。
簡単に身に付くコトだったら、今までに自分のモノになっているはずなんです。
なっていないというコトは、簡単なコトではないんです。
それに、足りないモノがあると決め付けていると、頭の中では『何が足りないのか?』というコトを探すことで目一杯になってしまうんです。
こうなってしまうと、他のコトが考えられなくなるんです。
今よりも良くするために、いろんな方法やアプローチがあるのに、気付かなくなってしまうんです。
今、良くないのは、足りないモノがあるからではないんです。
良くない原因は、自分を活かすことができていないだけなんです。
あるモノに目を向けてみてください。
良くなっていくのに必要なモノが、自分の中にたくさんあるんです。
目を向けていないから、気付くコトができないんです。
自分は何を持っているのか?
自分に問いかけると、頭が勝手に働いて、探しはじめてくれるんです。
すぐには出てこなくても、近いうちに『コレだ。』というモノを教えてくれるんです。
それまで待っていれば良いんです。
足りないモノをプラスするのは、思っているよりも困難なコトなんです。
プラスできないと自信をなくしてしまうので、今以上に悪くなってしまうコトになるんです。
安易に足りないモノをプラスするなんてコトはしないように、十分に注意してくださいね。