イヤなことがあったとき。
つらいことがあったとき。
悲しいことがあったとき。
問題が発生して、どうして良いのかわからないとき。
決断に迷っているとき。
悩み事があるときは、家にこもって、ひとりで考え込んでしまう人が多いと思うんです。
落ち着ける静かな場所で、ゆっくりと考えたほうが、良い案や解決策が見つかると思っているんです。
だから、家や自分の部屋などの個室にこもってしまうんです。
個室でひとりになって、いろいろと考えるのですが、解決策が見つかるどころか、悪いコトばかりが浮かんでしまうんです。
悩み事は、ひとりで考え込んでも解決しないコトのほうが多いんです。
悩み事を真正面から受け止めてしまうと、どうしても気が重くなってしまうんです。
気が重くなると、暗くなってしまい、悪いほうへと考えてしまうようになるんです。
自分のコトを、マイナス思考が強いから悪いほうにしか考えられないのではと思っている人がいるのですが、そうではないんです。
マイナス思考になるような状況にいるから、悪いほうにしか考えられなくなってしまい、悩み事が大きく膨れ上がっていくんです。
深刻になるような悩み事というのは、自分にとっては良くない出来事なんです。
嬉しい悩みもありますが、そんなときは深刻になることなんてないんです。
良くないコトがあると誰だって、気持ちが落ちていくので、暗くなってしまうんです。
暗く落ち込んでいるときに、うちにこもってしまうと、暗さが充満していき、さらに暗い雰囲気に包まれて、プラス思考になんてなれなくなるんです。
考えるときは、落ち着ける静かな場所でと思っている人が多いのですが、悩み事は違うんです。
悩み事があるときは、オモテに出るんです。
太陽の光を浴びて、暗い気持ちを吹き飛ばすんです。
自然とふれあい、癒しのパワーをいただくんです。
人の多いところに出かけて、周りを良く見てみるんです。
すると、自分の中では大きいと思っていた深刻な悩み事が、小さくなっていくんです。
小さくなってくると、フッと解決策が浮かんでくるモノなんです。
悩み事というのは、必死になって考えれば考えるほど、大きく膨らんでいくんです。
真正面から受け止め、すぐに解決しようと思うから、ドンドンと大きくなってしまうんです。
悪いコトはすぐに解決したいと思うのですが、それが悪循環のはじまりになるんです。
ひと呼吸おいて、少し離れてみるだけで、ほとんどの悩み事は解決できるんです。
落ち込んで暗くなっているときに、オモテに出るなんてできないと言う人もいると思うのですが、うちにこもっていても解決するのは難しくなるばかりなんです。
気になるのはわかるのですが、今の自分にどうしようもない悩み事は次にまわすようにすれば良いんです。
ほったらかしにするのではなく、忘れるワケでもないんです。
後回しにすれば良いんです。
後回しにして良いと思うと、気持ちが和らぐのでオモテに出ようと思えるようになるんです。
ひと呼吸おいて、オモテに出ると、深刻だと思っていた悩み事が小さくなっていくんです。
小さくなると、解決の糸口が見えてくるんです。
深刻な悩み事は、解決する前に小さくするコトが大事なんです。
自分で悩み事を大きくしないようにしてくださいね。