これまでに、いろんなことを学び、素晴らしい経験をしてきたはずなのに、今に活かすことができていないとこんな言葉が出てくるんです。

 


今まで、何をしてきたんだろう。

 


こんなふうに思ってしまうと、過去を否定してしまうようになるんです。

 

否定しているから、悪いコトばかりを思い出してしまうんです。

 

それに、過去だけではなく、未来までも悪く思ってしまうようになるんです。

 


過去を否定していると、過去の記憶を塗り替えたくなるんです。

 


もっと違うコトを学んでいれば良かった。

 

違う職種を選んでいれば良かった。

 

真剣に就職活動をすれば良かった。

 

学校の選択を間違えた。

 


現状の不満は、全て過去に原因があるコトにしてしまうんです。

 


こんなふうに思っていると、過去の経験は自分にとってムダなモノとなるんです。

 

すると、過去から得られるコトなんて見つけられなくなるんです。

 

過去は、自分の中では役に立たない出来事になってしまうんです。

 


これでは、今に活かすコトなんてできるワケがないんです。

 


ほんのちょっとした思いが、悪いほうへとまわり出してしまうんです。

 

こうして多くの人たちが、悪循環にはまってしまい抜け出せなくなるんです。

 


だからといって、本当にムダだったのかというとそんなコトはないんです。

 

現実には、ムダなコトのほうが圧倒的に少ないんです。

 


過去の出来事や経験してきたコトは、これからの自分に役立てるコトができる素晴らしいコトばかりなんです。

 


多くの人たちは、そのコトに気付くことができなくなっているだけなんです。

 

今が良くないのは、過去が悪いワケではないんです。

 


過去の経験をどんなふうに活かしていけば良いのかがわからないだけなんです。

 


良いコト。

 

悪いコト。

 


自分にとって、どっちのコトであっても役に立つコトばかりなんです。

 

経験してきたコトで、役に立たないムダなコトなんてひとつも無いんです。

 


生かすも殺すも自分次第なんです。

 


否定的に見てしまっているから、過去の素晴らしい経験が埋もれて見えなくなるんです。

 


自分にとって、良いコト、悪いコトなんて関係なしに、客観的に事実だけを見てみると、多くの学びがあるコトに気付くことができるんです。

 


今まで経験してきたコトにムダなコトなんてないんです。


あなたは、今までに素晴らしい経験をしてきたんです。

 

 

自分の過去に胸を張って良いんです。

 

 

そうするだけで、役立てる方法が見えてくるんです。


一方的な見方だけはしないようにしてくださいね。

 


PS.
全ての出来事、経験を活かしていく必要はありません。
トラウマになっている心苦しい過去や感情のコントロールができなくなるようなつらい過去は、思い出さないようにしてください。