ミスをしてしまうと、誰だってイヤな気分になるものです。

 

できない自分に、腹が立ったり、自己嫌悪に陥ったり、恥ずかしがったりと、その時の状況によって、気持ちは変わってくるのですが、イヤな気持ちになってしまうんです。

 

それに、仕事だったら自分の業績に影響があるので、焦りも出てくるんです。

 

また、周りの目もスゴク気になるんです。

 

白い目で見られたらどうしようなんて思ってしまうんです。

 

 

だから、ミスはしたくないと思ってしまうのですが、ミスを無くすコトはできないんです。

 

 

減らすコトはできても、全くミスしなくなるなんてコトは不可能に近いコトなんです。


減らそうとするコトは大切ですが、無くしてしまおうと考えるのは無謀な行為なんです。

 

でも、無くそうと考える人は意外にたくさんいるんです。

 


ミスをしない完璧な自分。

 


良いトコロばっかりで、カッコよく見えるので、完璧にできるようになりたいと思うのは悪くはありませんが、それだけに時間や労力が奪われないようにして欲しいんです。

 


人間だから、ミスは付き物なんです。

 


毎日、同じ気持ち、気分でいるワケではないんです。

 

天気のようにコロコロと変わっているんです。

 


気分が良いときは、頭が冴えて、カラダの切れが良いのでミスすることなく、はやくできたりするものですが、逆の場合もあるんです。

 

モヤモヤすることがあったり、二日酔いで体調不良なんてときは、どうしてもミスしやすいんです。

 

それに、頭の中ではいろんなコトを考えながら、違う作業をしていたりするんです。

 

一瞬、ボ~っとすることだってあるんです。

 


人はその時の気分や気持ちで、普段できるコトができなかったり、遅くなったりするんです。

 


これが人間なんです。

 

これが普通なんです。

 


それでも、凡ミスぐらいなんです。

 

どうってことないようなミスなので、イヤな気持ちになるようなコトではないんです。

 


みんなミスしようと思ってするワケではないんです。

 

ミスしないように細心の注意を払っているけれど、その時の一瞬の気分や気持ちがミスを生んでしまうだけなんです。

 

誰にだってあるコトなんです。

 


「やってしまった。」と気付いた時点で、みんな反省しているんです。

 


だから、自分だけでなく、周りの人がミスしたときでも、責めないようにしてあげてくださいね。

 


ミスをするときというのは、何か気になるコトがあるんです。

 

 

ミスをしてイヤな気分が増してしまうと、気になっているコトが考えられなくなるんです。

 

イヤだなと思う前に、ミスするほど心を乱している自分に気付いてあげることが大事です。

 

気になっているコトを優先してあげてくださいね。