皆がパイロットになりたい理由 ~テレビの影響は大きい~ | dd
記念すべき!!ブログ第1弾!!
まずは無難に、パイロットネタから書いてみようと思います。

4月1日。同期となる訓練生たちが集まりました。
自己紹介では、皆それぞれどのような理由でパイロットになりたかったのか話していました。

一番多かったのは、
「コックピットを見せてもらって、それ以来なりたいと思っていた」
「ドラマ『Good Luck!』を観てなりたいと思った」
、、という話。

意外だったのは、テレビの影響が大きいなあ、ということです。

なぜなら私の場合は、小学生のとき海外で過ごしていたため、自然と飛行機に乗る機会が多くあり、好きになりました。よって、2003年にGood Luck!が放送されてもされていなくても、パイロットが夢ということには変わりありませんでした。
むしろ、ドラマのせいで志望者が増えてしまう!!!と、逆に焦ったのを覚えています(笑)。
こういう人は、むしろ少数なのでしょうか・・・

昨年には『ミス・パイロット』が放送されたので、数年後にはこれを観てパイロットになりたいと思いました、という志願者が増えるのかもしれませんね。


ちなみに同期の中には、
「就活中に、自分にも受験資格があると知り、興味を持つようになった」
という人も正直います。少数派ではありますが。

これは、新卒で一度パイロットの夢が叶わなかったときの自分が知ったら、がっかりすると思います。
「就活のときに急にパイロットを考えるようになった人」が何で受かって、自分は落ちないとダメなんだ...と感じると思います。
そう思っている人は他にもいるのではないでしょうか?

しかし、憧れだけで目指すことは非常に危険です。
これは長くなるのでまた別の機会に書きたいですが、要は
誰でもやらせてもらえる仕事ではない、ということです。向き不向きがあります。
適性がないと判断されると、フェイル(訓練審査に落ち、打ち切りとなること)して夢が閉ざされる、非常に厳しい世界です。

やはりやりがいがある仕事は、それだけ厳しい側面も付きものなのだと思います。
自分も適性があると信じ、今後も訓練に励みたいと思います!