ジョジョの奇妙な冒険アニメ10周年記念展東京会場は9月4日に終了しまして、9月17日から新潟会場で開催中です。そして新潟会場は10月10日までですこちらもこの三連休でおしまいです。
ちまちまとアップしておりますが、時が経つのは早く、もう既に東京会場の思い出ブログですね新潟ももう終わる…
家庭の事情で少しSNS系から離れており、期間が空いてしまいました。
でも沢山写真を撮ってあるのでそれを順次放出していきます
前回の「ダイヤモンドは砕けない」展示レポリブログしておきます。
さて今回がアニメ4thシーズン「黄金の風(5部)」レポでございます
5部が一番大好きです視聴リピ率最も高いです
この解説を見て気がつきました。黄金の風エリアのコンセプトが博物館だったのですね
5部が好きすぎて、どのシーンにも思い入れがあったという理由の他にも、非常に充実した空間に感じたのはそのためだったのかもしれません。
「黄金の風」の世界をよく知らずに初めて前期OPを拝見した時、現代アートを見せられているようでとてもおしゃれだと思いました。後期OPは話も折り返しに入ってきて、倒すべき対象が明確になったにもかかわらず、まだ明らかにならない敵の正体を隠しながらストーリーに合わせて少しづつ変化させていく作りがとても好きでした
たまたまし撮影した瞬間が美術担当滝れーきさんが描いたのジョルノの画面でした
展示はジョルノたちが辿った道と、関わったメンバーが、ブロックごとに纏めてあり、アニメのシーンを克明に思い出しながら鑑賞できました
エピローグのジョルノの服、シックでかっこいいですよね
ボスとなったジョルノの黒い服にはこんなに模様があったなんて気がつかなかったです透かし模様のようで素敵ですね。幹部になったミスタは基本のスタイルは変わりませんが紫とホワイトゼブラ柄でこちらも素敵私も同じ柄のパンツを買ってしまいました
何回か鑑賞していると、暗殺者チームも親衛隊チーム味があるのですが、やはりブチャラティチームのみんなが大好きです。
推しは誰かと言われると…
グイード・ミスタ(CV鳥海浩輔)
と一番に答えてしまいます
ミスタのスタンド、セックス・ピストルズは過去のシリーズのスタンドとも比べても群を抜いて愛嬌溢れているように思います
スタンド能力が本体の精神エネルギーだというなら、ミスタの感情の豊かさを表しているようでいてとても愛おしいです
泣き虫No.5とそれをすぐ殴るNo.3は特徴的で、本当はミスタにも泣き虫な面があり、それを女々しいと律している自分がいるのかもしれませんね
スタンドが食いしん坊になったのは本体ミスタがよほど食にこだわってる証拠です食のウンチクを至るところで話していますよね
ただ、論理的というより野性的な勘で突っ込むタイプなのでいつもハラハラさせられます。
そういうところと上手くコンビネーションするのが次のこの方
ジョルノ・ジョバァーナ(CV小野賢章)
小野賢章くんも自らおっしゃってましたが、まだ15歳ですのに、信念が強い。
ジョルノは一見何を考えているかわからないため、ブチャラティ以外のメンバーに、すぐには好意的に受け入れてもらえない雰囲気でしたが、そんなジョルノをいち早く受け入れたのがミスタです。
そのフラットなミスタの感覚がまた素敵
物語のかなり早い段階でこの二人はBuddyを組む形になり、そこから2度3度と息のあった戦いを見せてくれたのには痺れましたね~
ギアッチョ戦でお互いにリスペクトし合う様は良かったですよ。ミスタが、凍りついて口が動かせなくなったジョルノの代わりに
「ゴールド・エクスペリエンス!!」
と叫ぶところむちゃくちゃ好きです
チョコラータ戦でのゴールド・エクスペリエンスとセックス・ピストルズのコラボレーションはこの2人ならではで萌えましたジョルノがミスタの腰を抱く程密着したのにはハッとさせられましたが、私の中ではジョルノとミスタはBuddyなんです。
その素晴らしいコンビネーションを見ているうちにジョルノも凄く大好きになりました
ジョルノをチームに引き入れた
ブローノ・ブチャラティ🤐(CV中村悠一)
一般市民から非常に信頼感を得ている描写に、ギャングのイメージの「悪」「怖」という所とは真逆な所に心はあるように思います。
寧ろジョルノの方が小狡い感があります。その辺りDIOの血を感じてしまいますね~。
ジョルノはスリをやりますからね。でもそのスった金銭で子供にジェラートを奢るという優しさにはジョナサンの血筋も感じます。DIOとジョナサンのサラブレッドです。
ブチャラティとは
「社会的弱者が生きやすいように」
という共通の意思で手を組みました。
ブチャラティは正しさを求める心はジョルノと出会った時点で既に行き詰まって疲れ果てていましたから、ジョルノの心のパワーを目映い光のように受け止めたのではないでしょうか。
皆の光りはブチャラティ。
そのブチャラティには進むべき道が見えなくなっていたところ
その道を照らしたのがジョルノ。
スピンオフ小説「恥知らずのパープル・ヘイズ」に書かれていましたが、表向きブチャラティはチームのリーダーでありながら、心ではジョルノの部下に既になっていたのです。
本編でしっかりジョルノは宣言しています。
「あなたは僕の仲間になる」
この言い回しよく考えるとおかしいのですよ。
「僕はあなたの仲間になる」
じゃあないんですよ。
私は一通りストーリーを把握するまで気づきませんでした
ブチャラティはこの時ハッとして自分が諦めた事をコイツと一緒なら叶えられるかもしれない、と思ったわけですよね。
そこがエモすぎて、この2人の間柄も好きです
残されたジョルノはまさか一人でパッショーネを背負うことになるとは思わなかったでしょう。
だからこそミスタのポジティブな明るさがジョルノには必要なんです
長くなりましたが私のミスタ、ジョルノ、ブチャラティ愛を語ってしまいました
ナランチャ、フーゴ、アバッキオは上の3人より好きになったのが少し後でした。
フーゴ並みに
「ナランチャ~ちゃんとしてくれッッッ!!」
といつも思っていました
でもブチャラティに心酔していて、ブチャラティの為なら死んでもいいというホルマジオ戦での気概には圧倒されましたそしてスタンドのエアロ・スミスはかなり利用価値が高くて強いですし、小回りが効くところなどは小柄なナランチャらしいです
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島で、ブチャラティがボスを裏切る時、ナランチャは初めて自主的に進むべき道を決めた瞬間であると共に、トリッシュに対する思いやりの心優しさを見て、応援したくなった瞬間でした
この後に続くティッツァーノとスアーロからの集中攻撃を受けたときは、スタンド攻撃により本当の事を仲間に話せないハンデを乗り越え、ジョルノが示したわずかなヒントから攻略法方を自分の頭で考え勝った姿には成長を感じました
ですが、クリティカルヒットなアニメオリジナルで(原作にないことは後で知りました)ナランチャが他界したときにそれを察知したフーゴが空を見上げたた描写があり、その時のトボトボした足取りの背中にグッと胸に刺さりました
寂しかったんだろうか?
辛かったんだろうか?
後悔しているんだろうか?
と色々考えました。それを形にしてくれたのが先程挙げましたスピンオフ小説「恥知らずのパープル・ヘイズ」これを読むとフーゴの人柄に厚みが出て、好きになりました
そしてこの作品を是非とも榎木淳弥くんに演じていただきたいとことあるごとに思うのです。
ナランチャは命を落とすその時までフーゴを想い
フーゴはその瞬間を感じとる
この2人もエモーショナルですよね。悲しいですが。
そして…
私がなかなか理解できなかった
レオーネ・アバッキオ💄(CV諏訪部順一)
ですが、何故かを理解した時は非常に合点しました。
これは嫉妬です。男の嫉妬
BLということではなく。
元が警官だからなのか、実直な所があるのかもしれません。
誰よりもブチャラティの心の有り様、すなわちジョルノへの妙な肩入れ感に対しての違和感を感じ取ってしまったからなのかもしれない、と思うと強面の癖に可愛いところあるな、と思いました
でもサルディニア島カーラディヴォルペでの最期はあまりにも突然すぎて、子供に優しい一面を見せてくれた所を逆手にとったドッピオ&ディアボロには腹が立つのと同時にショッキングでした
ブチャラティの手を1度は振り払っておきながらおずおずと握る姿はいじらしくて、それをキュット握り返すブチャラティには
ブチャラティ優しい~
と、好きなシーンなのですが私はあのシーンにラブ要素ない派でした。掲示されていたスタッフのコメントを読むとその受け止め方で合っていて嬉しい
私の中で、トリッシュと良い感じになるのはミスタだと思うのですいや、そうだったら良いな、と言う希望一番トリッシュを楽しませてくれそうではありませんか。
ポルナレフは「スターダストクルセイダース」では女の子大好きでやんちゃな側面がありました。トラブルの発端もよく作ってましたが、「黄金の風」では満身創痍の姿と、とても落ち着いた声色でダンディな雰囲気に驚きました
私が気になるのは独身を貫いたのかどうかですね。承太郎は結婚して娘もいたわけですから、特定の女性がいてもおかしくないですよね
瀕死の状態を救われて牧場のある土地で暮らしていたようだったので、そこの娘さんに甲斐甲斐しく世話をされていたかもしれません。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムは「影」がポイントでしたから、この等身パネルは良くできてるな、と思いました
もし、ドナテラが早逝しなければ、
もし、ドナテラがトリッシュの父親を探さなければ
もし、ジョルノがポルポを始末しなければ
トリッシュは誰に追われることもなく普通にある程度までは生活できたかもしれませんね。
そして、過去を消したいディアボロにとっても唯一の美しい思い出として残っていた…かもしれません。
正に巡り合わせ
ディアボロも「運命」の奴隷だったのでしょうか。
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの
「終わりのないのが終わり」
という無間地獄をずっと繰り返すというのは文字通り地獄です。エグいです。このエグさがジョースターの血統というよりDIOっぽいです。
ですが、父親のDIOは天国に行く方法を考え続けていた男なのに、その息子ジョルノは地獄に落とすという対極。やはりこの辺りもジョナサンとDIOのサラブレッド感があり、私の中では神格化してます
「黄金の風」が好きすぎて写メの量が多くて…なんと「黄金の風」だけで407枚撮影しておりました
収拾つきませんて
それでは「黄金の風」エリアレポはこれにて終了です。次は「ストーンオーシャン」です。
まだ続く
ひとまず
アリーヴェデルチ!