進撃の巨人season1 第17話 第18話② | リフレクソロジストのアニメ萌え語り

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セラピスト。戸越銀座でリフレクソロジー、アロマトリートメンをしています。
好きなアニメの萌えを吐き出します。
好きな作品は元は進撃の巨人。今熱いのはハイキュー!!(アニメ派)、弱虫ペダル。他にもジョジョの奇妙な冒険、呪術廻戦、DRAGONBALL、鋼の錬金術師など。

※アニメベースで楽しんでいます。
※原作は17巻まで読んでいます。
 
第17話、第18話について別件です。
 
この第57回壁外調査はオーソドックスな索敵陣形での壁外調査の連携がどのような形で行われているのかが、本編の中で一番描かれている回だと思います。スピンオフの「悔いなき選択」でエルヴィンが実験的に索敵陣形を実施はしていますが本番として運用しているのはここまでの内容ですと初めてですね。
 
1回の致死率3割という中でも、先輩兵士がなるべく新兵に被害が及ばないように気を配っている場面が多くありました。
サシャは所属班長おかげで難を逃れました。アルミンもネス班長たちに奇行種を新兵に遭わせたくないと気遣われている場面があります。
その先輩後輩の関係から調査兵団の絆の強さを垣間見てしまった直後の、平地でも奇行種を仕留められる腕前のネス班長達が、女型にあっけなく殺されてしまった瞬間の残忍さに恐怖を感じました。また、バックミュージックも怖いです。
 
索敵陣形は話の中でも言っているように、いかに巨人と出会わないで目的地にたどり着くか、という目的でエルヴィンが考案した陣形ですが、それを敢えて敵をおびき寄せるために利用していたんですね。
あえて目的の巨人(女型)に進む方向を見せるように緑の煙弾を。
基本的な索敵陣形の使い方からは逸脱してる訳で、こういうところがエルヴィンの策士度合いが垣間見えるというやつです。
 
それに勘付くことができるアルミンの思考回路は少し異質です。
やはり、エレン、ミカサ、アルミンの三人は普通じゃありませんね。
 
ライナーとベルトルトも混乱はしているでしょうが、違う方向で気をもんでいるはずです。
 
ライナーは普通に仲間としてアルミンからちゃっかりいろいろ情報を聞き出しています。先を知らないままで見ていた時は、本当にただの疑問をアルミンに尋ねているのだと思っていたら、後々それをアニに伝えているということが分かった時の、ライナーしたたかさ。
あまりに近くに敵がいすぎて怖すぎます。
 
そしてリヴァイ班に守られているエレンは、とても反抗期真っただ中な感じですが、非常に反応が素直でちょっと微笑ましいです。
場面的にはそういった場面ではないのですが、自分が未熟で理解できていないんじゃないかと思っているあたり、これは相当「躾」の焼きが回っているな、と思う場面でもあります。
「でも、エレン、兵長が作戦を知らないはずかないんだよ」
と私は思いました。これはいくらなんでもです(笑)兵長なんだから。
 
104期の経験のエグさが半端ないので単純に比べられないのですが、今の104期で構成したリヴァイ班と、この時のリヴァイ班はだいぶ質が違う印象です。
 
この女型の時のリヴァイ班はちょっとビビりすぎメンバーではないですかね。
想定外の状況の対応能力が少し低い感じです。
「今何をすべきか」が、動揺のあまり見失われています。
そして、このリヴァイ班恐怖のあまり、リヴァイに指示を求めすぎです。
リヴァイの思考に汲んでいる余裕がない。
リヴァイが戦闘の指示を出さずに走れと言っているのだから、走ればいいんですよ。
今全力で走る時なんですよ。
リヴァイに心酔しているはずなのに、自分たちの、戦いましょう、という考えを汲んでほしいと喚いている。
 
それに対して104期で構成されているリヴァイ班は、season3part.1の対人立体起動部隊との戦闘の対応能力、地下礼拝堂が崩れ去りそうな時の冷静さなどを見ているとレベルが違う気がします。
「人を殺せ」って「なんだそりゃ!」と思ったでしょうが、兵長がそういうならそうするしかない、是か非かを考える時じゃないことをチーム全員が理解し、忠実に実行できる。異常事態対応に優れています。
 
でも、女型の時の特別作戦班と言われているリヴァイ班が、焦りと恐怖で冷静さを失って沸き立ってしまっていること自体が、完全なる異常事態ということを強調しているところでもあるので、これは必要な演出だったというわけですが(笑)
 
音響弾を撃って次回ということで、肩透かしを食らって次回へ進みます。