dvconのブログ -48ページ目

dvconのブログ

ブログの説明を入力します。

お年玉を上げたり貰ったり、貰う立場のお年玉は楽しいことこの上ないものであろうが、上げる立場となると正に悲喜こもごも。などとズレたことを書いていると既に2月の声も聞こえてくる。

貰えるものなら何でもなんて考えていると、とんでもないものを貰ってしまうかもしれない。遺産相続もしばしトラブルの要因になってしまうようだ。

負の遺産以外にも病気や迷惑千万な人とかも絶対に避けたい、貧乏神や厄病神はいつどこで取りついてくるか油断ならないものだ。

 

ジーン・ケリーがミュージカルの大スターだったのは自明の理。とはいえ晩年は監督業にも手を伸ばして、いくつかの作品を残している。もっとも1950年代からスタンリー・ドネンとのミュージカルで共同監督は経験している。

単独監督で一番有名なのはブロードウェイ・ミュージカルの映画化「ハロー・ドーリー!」だろうか。とはいえ大型セットを作ったり、主役バーブラ・ストライサンドのワガママで大パレードシーンの撮り直しをしたりして製作費が膨れ上がった結果、興行的に惨敗だったようだ。

そのころ作った映画に「テキサス魂」などというやたら威勢のいい題名の作品もある。原題はTHE CHEYENNE SOCIAL CLUBというなにやら優雅な題名からも分かるようにテキサスが舞台なわけではない。

 

オッサンというか既に老人に近い二人組、ジェームズ・スチュアートとヘンリー・フォンダがスチュアートの死んだ弟からの遺産を受け取りにやってくる。それがシャイアン・ソシアルクラブで、スチュアートは下宿屋だと思い込んでいたのだが実は売春宿で…そこから誤解と偶然の連鎖でてんてこまい…。

といった風変わりなコメディー調西部劇。爺さん二人の友情物語でもある。

事程左様に遺産だなどと喜んで浮かれていると、とんでもないものを背負い込むこともあるものだ。

 

結局ジーン・ケリーはこの作品以降監督はしていないようだ。やはり「ハロー・ドーリー!」の不入りが影響したのであろうか?。

 

ジェームズ・スチュアートとヘンリー・フォンダの共演というと同時期にもう一本「ファイャークリークの決斗」という映画もあった。こちらは題名からも分かる通り純然たる西部劇。

ヘンリー・フォンダのならず者一味に一人で対決することになる善人保安官がジェームズ・スチュアートで、保安官バッヂも空き缶を切って作った子供の手作りバッヂという田舎町の出来事。「大草原の小さな家」風「ハイ・ヌーン」のような、老人が懐かしき西部劇をしている感じかな。

監督のヴィンセント・マケヴィティは、後期「刑事コロンボ」など主にテレビドラマの監督で目にする事が多い人。

老後はこんな風に西部劇ごっこを楽しみながら余生を過ごすのが良いんだろうな。