昔話。オラクルマスター奮戦記(最終章)
現在のPlutinumとは比較になりませんが、現在のGoldに相当する
オラクルマスターPlutinum(8i)を取得した頃のお話です。
■2002年1月~
昨年の10月末にGoldを取得して以来、Plutinum取得に向けた勉強は
お休みしていましたが、そろそろ始めないといけません。
残りの3科目を2ヶ月に1科目ずつ合格すれば、6月末には取得できる事になり、
根拠なしに掲げた目標の1年以内に取得する事を達成できます。
# 本当は入社後1年のつもりでしたが、さすがに自分のスキルで
# Plutinumをあと3ヶ月というのは無理と感じたので、
# Oracleに出会ってから1年以内という事にしよう、と勝手に納得する事にしました。
この頃の仕事はというと、運用・保守の案件に入り、障害対応の他、
技術問い合わせ対応、改善要望への対応などを行なう事になりました。
担当範囲は広く、Oracle、OS(HP-UX)、バックアップソフト、
基盤系の運用シェル100本くらい。と多くありました。
これらのものを理解しておいて、顧客と対応しなければいけません。
元々の担当者を別案件に使いたい為、私に引き継ぐ為という事でした。
元担当者がバックアップしてくれるとはいえ、素人に毛が生えた程度の
私では到底対応できないと思いました。
が、なんとか乗り越えて、この案件のおかげでOracleだけでなく、
OSやハードの知識が少し付きました。
結果的には、良い選択だったようです。
スパルタ教育?に感謝!
本当かどうか分かりませんが、私が選ばれた理由は、
「元担当者と顔が似てるから」だとか・・・。
『おいおい・・・』
確かに似てるんですけどね。。。
さてさて、オラクルマスター奮戦記なので、オラクルマスターについて書くのですが、
これといったネタは無いんですよね。
試験の結果と勉強法などを簡単に書いておきます。
まず、基本的な進め方はこうでした。
1.黒本をとりあえず最後まで読む。
2.約1ヶ月後くらいに試験を予約してしまう
3.iStudyと黒本を併用しながら各章毎に理解度を深めていく。
4.iStudyをやりまくる。
このような感じで
2002年2月中 パフォーマンス・チューニング合格(47/57 合格ライン38点)
2002年3月末 バックアップ・リカバリ合格(50/60 合格ライン42点)
2002年5月末 ネットワーク合格(55/59 合格ライン41点)
ネットワークはなんでこんなに時間がかかったのかは覚えてないです。
多分、一番簡単なものを残しておいたので、気が緩んでしまい、
なかなか勉強を開始しなかったんだと思います。
ともあれ、見事にOracleに出会ってから1年以内でPlutinumを取得できました。
Silverの「Oracle入門」はギリギリでしたが、他は危なげなく合格。
無敗で乗り切りました。
Plutinumも取得し、Oracleとも1年間お付き合いをし、今後もこの業界で
やっていく自信が少しつきました。
今思えば、この頃は完全に名前だけのペーパーPlutinumでしたが、
資格取得によって、少なからず知識は豊富になり、成長できたと思います。
その後、資格に負けないようにと努力した結果、今の自分があるような気がします。
”肩書きは人を作る”という事でしょうかね。
■おまけ。その後のオラクルマスター取得状況
2003年に制度改定により、改定前のPlutinumはGold相当になり、
新Plutinumとして、さらに高度な新資格が制定されました。
私のPlutinumは8iだったので、とりあえず9iのGoldに移行しておこうと
約1年半ぶりくらいに受験をしました。2003年12月下旬の事。
結果は、45/53(合格ライン37点)で合格。
試験対策に使用したのは、日経BP社の「9i新機能」の本とiStudy。
移行試験対策の黒本って出ないんですよね・・・。
欲しがっている人は多いと思うのですが。
そして、翌年の2004年2月。
仕事が少し暇な状況だったので、過去に一度構築をした事がある
Oracle9i Application Serverの資格に挑戦してみました。
結果は、71/83(合格ライン53点)で合格。
しかし、せっかく取得したのですが、これ以降 Application Serverの
仕事はしてません。。。
■今後の展望
いつかは、新Plutinumを取得したいですね。
社長も取れと言ってたし。(本気?)
でも、100万弱のお金がかかるんですよねえ。
まずは、会社に対して
「これまでの私の業績を考えたら100万くらい軽いでしょ!だからお金出して!」
と言えるように頑張ろう!
これで、私のオラクルマスター奮戦記は一旦終了。
次は、新Plutinumの奮戦記を書く予定。
いつになるやら・・・