今月の21日土曜日にJR西千葉駅北口前広場(千葉大学教育学部附属幼稚園の道路の向い側)で、絵本の激安販売を行います。
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中平卓馬さんの記事をつい最近読んだのですが、中平さんは、飲みすぎて昏睡状態になり記憶障害と言語障害を患ってしまってるそうです。それでも、今でも写真を撮ってるのがすごい!
生きるカメラ、体の一部と化したカメラという感じです。
彼の以前の作品は、どちらかというと森山大道さんの写真に似ていましたが、その事故の後から、大きく変わって、図鑑のような作品に変わりました。
彼の人生が、にじみ出ている気がします。些細な幸せや生きることの意味をとても感じられます。
こんな風に考えてるときに、今まで疑問に思っていたことの答えが見つかった気がしました。
それは、作家の背景や作品のキャプションばかりみて、作品自体をあまり鑑賞していないのは、美術鑑賞なのかという疑問です。
今まで自分は、これは、違うと思っていました。しかし、今回中平卓馬さんの記事を読んで、変わりました。今まで、彼の人生を知らないで、作品を見てるときは、きれいだなという印象しかありませんでしたが、それを見た後の印象は、がらっと変わりました。音楽のやる方は、作曲家の歴史背景や性格を研究したり勉強することが当たり前のようです。
作家の背景は、観賞する際必要なことです。作品への印象が変わるからです。
だけど、実際は、最初に先入観を持たず(キャプションを見ないで背景を知らず)に一回作品をじっくり見て、作品を感じて欲しいなと思います。その後に、知識を加えて、新しい印象を受ける方が楽しい美術鑑賞なような気がします。
ではでは。
あちいよヒーハー